『ホッケの開き』でコップ酒

ここにきてようやくメハナがついたシゴト、出来上がってしまうと今までの苦労が水に流されてしまったようでもあり、なんだか悔しいようなつまらないようなハッキリ言って面白くないというか…まあ終わっちまえばこんなもんですな。


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作詞家の松本隆氏がその著書の中で「雪は都市の上に降り積もってゆくのではなく、それを消去してゆくもの」といった意味の記述をしていたけれど、アスファルト舗装もその場所の過去をすっかり消去してしまう物体なのであって、大袈裟に言えば「この下には我々の血と汗と涙が埋め込まれているんだぜ」みたいなカンジなのよねえ。おいおい、なんだかずいぶんセンチメンタルじゃないか…ってね、やっぱりそうした日々はきっちり記憶しておきたいものなのですよ。
さて、哀愁のイナカ町スーパーで特売されていた『ホッケの開き』ね、北海道産&沼津加工ってことで安心して購入してきた。近ごろはみょ〜にお安いので逆に怪しく思ってよく見ればチャイナ製造なんてものがよくあるのでして、ヘンな物質なんかが含まれている可能性がおおいにありますから気を付けるようにしたいものですな。


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あぁジツに旨いじゃないか、ほのかに昆布の香りにも似た磯の風味もするし、ライトな脂が程よくのっていてホイホイとクチに運んでしまう。ちょっとお醤油をかけて食してみたくなるほど淡口な塩分もいい。ただお醤油は塩分の付加だけではなくて旨味もプラスしてくれるからね、実際ちょっとだけかけてやるとまた一段と美味しくなるものですね。
そしてコップ酒…なんか最近こいつにハマってましてね。品がないって云ったらそれまでなんですけど、こーゆー庶民派の食事には積極テキに同席させたい、そんな風に考えております、はい。




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ベランダの鉢植え
ようやく射しこんできた朝陽
寒いねえ
そうですよ、師走も大詰めですから



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