毎日酒のつまみみたいな食事を押しつけているお嬢ちゃまのために、昨晩はキッズメニューで恩返しをした。
ジャンバラヤの具は残り物でテキトーでよいが、調味には少し神経を注ぐ。ヘタをするとただのケチャップ・ライスになってしまうからだ。
案の定、お嬢ちゃまは最初にコレをみて「わー、チキンライス！」と叫んだ。プライドをハゲシク傷つけられたボクはこの料理のウンチクを逆上気味に並べ立てたが（何のコトだかイミフメー）みたいな顔をされて退散。
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ナツメグ、シナモン、クローブあと少々のカレー粉。
チリパウダーやBPで辛さの調節をしよう。ボクの分はこれでもか状態でたっぷり入れる。
おっとニンニクを入れるの忘れてたぜ、あぶないあぶない。
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スパイシーな香りはデミグラス・ソースのハンバーグによくマッチしている。ハンバーグはもう少し粗く肉を挽いてもらえばヨカッタかな、と反省。
少しワイルドなカンジに仕上げた方が、この料理の個性が引き立つようだ。ガツンと香辛料を効かせたスペアリブ・ローストなどがベストだろう。
あとは良く冷えたビールで…
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サッポロ・エビス ザ・ブラック
どいたどいたー！えーいサッポロ・エビスさまのお通りだーイ！
おっ、そこのおニイちゃんよ、ちょっとクイッと飲ってかないかい？
そんじょそこらのアレとは違うんだよォ
そうさ、泣く子も黙るってもんだィ！
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そんなに騒いだら泣いている子は余計に泣き叫んでしまうのだ。
だが事実ウマイ。プレミアム感とかそんなヨロコビよりも、とにかく豊潤な香りと旨みに驚く。
のど越しのなめらかさと余韻のふくらみ、他人に勧めるのもためらいを感じるほど自分一人でじっくりと味わいたいビールである。
