おいしいキノコと毒キノコ


 ポルチーニの事を書いていて思い出したので加える。
昨年の秋に清里で宿泊した翌朝、食事前にペンションの裏手の雑木林を散策していると、落ち葉の間からこんなものが顔を出していた。ウム、面白いゾと写真に撮っておいたのだ。
 帰ってから例のキノコ博士に見せると「左は超珍品のタマゴタケで美味、右は猛毒のベニテングタケ」と即座の回答。お見事!
でも「タマゴタケをなんで採ってこなかったのか」とキビシク追及され、だってボク知らなかったんだも〜んと悶絶の表情でゴマカシたが、博士の残念がりようは尋常ではなかった。
 ボクも知っていたら間違いなく大切にお持ち帰りになっただろう。しかし右写真の猛毒クンは1メートルも離れていない場所に生えていて、一歩間違えれば今頃…。