牡蠣とベーコンのパスタ

数年前から使い始めた“蒸し牡蠣”は加熱しても縮みが少なく、またいったん加熱されているのでこうした炒め物料理にはモッテコイなのだ。

 オマケにバラ凍結してあるので必要量だけ使えると云うメリットは、ムダの排除&おサイフエコには計り知れない恩恵をもたらす。
確かに旬の生牡蠣は香りや旨みに富んでいて
「やっぱりカキ料理は生を使うに限るよね〜♪」
なのだが、ムキ牡蠣のパックなどは“帯に短し襷に長し”テキな内容量だったりして、なかなか選定には苦労を強いられるのだ。
若干食味は落ちるものの蒸し牡蠣はその点においては都合がよろしい。この凍結品もジツはカレーかグラタンに入れようと思ってストックしてあったものなのだが、カレーは広島のレトルト「かきカレー」で食べてしまったし、グラタンはまだ暑いからイヤだし〜などとワガママを言っているうちにパスタに辿りついてしまったのね。
 パスタが茹であがる少し前にカキとベーコンをフライパンで炒める。どちらもそのままでオッケーな食材なのであまり炒め過ぎないようにし別の器に移して待機させておく。
フライパンは洗わずにそのままオイルやガーリックを投入し、香りが立ってきたころに茹であがったパスタを加えて調味しよう。
お皿にパスタを盛ったら炒めた牡蠣とベーコンを中央に…
パセコンでも散らして彩りよく仕上げたら、熱々をイッタダッキマーッス!
調理時間は短いので、サラダなどはテーブル上に予め出しておいて何の差し支えもないだろう…というよりも、アツアツがイノチのパスタであるから、出来上がってしまってから
「あら、サラダも用意しなくっちゃ…」
などというのはタブーなのよ。



フェレット・カバ・レゼルバ・ブリュット・ナチュレ
DOカバ 白/ED


アンズやチェリーが香るようなドライな発泡白
しっかりした酒質がサスガのCAVAなのだ
力強い味わいはこんなパスタにピッタリのセレクト
もう一本…と追加したくなるアト味のよさも見事