瀬戸内の恵み「かきフライ」

広島から直送された牡蠣はやはり生のまま食べるのがサイコーだった。しかしカキと云えばコレは無視できないのね…

そういえば去年の年末は忙しくて生牡蠣を使ってカキフライはしなかったように思う。冷凍の蒸し牡蠣は粒揃いで水も出にくく加熱調理にはモッテコイなので、フライはもちろんグラタンにしたり炒めモノに使ったりとかなりの頻度で食卓に登場した。
ソレは決して“イマイチなんだけどねー、便利なんでガマンして使ってんのよ〜”というレベルではなく、蒸し牡蠣ならではの濃縮感と風味があるからなのであり、パッシブな理由ではないのよ。
しかしこんな高品質な生牡蠣がテに入ってしまうと、やはりとうてい太刀打ちできるモノでもなく「やっぱりカキは生に限るよね〜♪」などと、またしても自分カッテな論調が蔓延してしまうのだ。
とにかくウマイっ!のヒトコトなのであり、ソースなどを添えなくても柑橘を絞ったものだけで満ち溢れる滋味が口中に拡がる。“海のミルク”と呼ばれるだけあって濃密な旨みが押し寄せて来るのでとても目を開いたまま食べるコトができないのね。
グリコーゲン、タウリン、ビタミンB₂、鉄分の多さに注目されがちだが、ビタミンEの吸収を助ける亜鉛含有量の多さは特筆モノで滋養強壮テキ観点から男性諸氏から好まれてはいるが、女性にとっても美容増進のための必殺ワザなのである。


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今朝の富士山
バイオレットピンクに染まる雪が冷徹な空気感を伝える


2008.12.12. 06:46 @Mannohara,Fujinomiya-Cty