静岡県磐田「お茶芽」


このどら焼のような菓子の製造元である又一庵さんは現静岡県磐田市が“見附”と呼ばれていた明治時代からの老舗和菓子店である。人気の大黒柱は“又一きんつば”であり、ボクもその美味しさに何度も購入している。
先日静岡市内のデパ地下でちょっと変わった菓子があったので手に取ってみるとその又一庵さんの製品だったので安心してお試しする気になった。カステラ生地に特産の抹茶を練り込んで見た目にも美しいモノになっているが、肝心のアンコにはいつもの小豆粒餡が奢られ上質な菓子に仕上がっている。
ソレにしても遠州地方は“たい焼き”や“袋井法多山厄除だんご”をはじめとした小豆餡の名品が多い。茶処としてそうした和菓子が発達してゆくのは解るが、ナゼにアズキなのか…と、ちょっと気になってみたりもする。やはり徳川の影響もあるのだろうか…そういえば浜松には“小豆餅”なんて面白い地名もあるんだよな。




又一庵
http://www.mataichian.co.jp/















昨日、夕立のような雨が突然やってきたあと…
二環の虹ってなかなか見られなくて、珍しいかな

2009.04.27. 17:31 @Mannohara,Fujinomiya-City