山形県鶴岡「ぜんご漬」


この漬物を食べて同じ山形の“晩菊漬”を思い出した。胡瓜や大根・人参と云った身近な野菜に山形特産の菊の花を一緒に漬け込んだもので、乳酸発酵による自然な酸味と旨みがゴハンのお供にスバラシい漬物なのである。
ぜんご漬はちょうどソコから菊の花を少なめにしたようなカタチで、クセもなくより食べやすい漬物となっている。そしてその“ぜんご”とは山形庄内地方の方言で“田舎=在郷(ぜんご)”のコトを指すコトバなのね。
やはり地産の野菜類を刻んで塩漬したもので、その色の変わり具合から判断するとかなりな期間を熟成発酵に充てているコトが判る。塩分は控えめなのでゴハンにたっぷりと乗せてはワシワシとかき込むように食しても美味いし、お茶漬けにしても茶の風味が損なわれずにそのまま漬物の旨みも楽しめると云う傑作だ。
今までは知らなかったが山形では代表的な漬物というコトでもっとこの美味しさを知ってもらいたいと思うのだが、全国テキにはまだマイナーな存在。山形の人々にとってはあまりに当たり前すぎる存在なのだろう。


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今朝の富士山
いいお天気ですが遠くの景色はカスミの中に…

2009.05.02. 05:30 @Mannohara,Fujinomiya-City