かしわ餅


この時期らしい菓子である。端午の節句といえば粽かコレなのであり、どちらかといえば圧倒テキにかしわ餅の方が出番が多いのは地域テキなものもあるのだろうか。
これはネギを買いに行った農民市場で売っていたもので近隣の農家でつくられたモノらしく、分厚いモチ部分とボテッと包まれた小豆粒餡がジツにイナカ臭くて美味しい柏餅なのである。
このようにコの字型に柏の葉を用いる土地と、両手を合わせるように二枚の柏葉を使う所もあって興味深いが、以前に埼玉の富士見市にある取引先で頂いた柏餅は後者のタイプで、初めて見るカタチに驚いたと共にとても美味しかった記憶がある。今なら「ドコで売っているのか」などとシツコク食い下がっては再び食してみるなどするのであろう。
追及しようにも既にどうにもならない年月を経ているワケであり、地元の柏餅を食す度にそんな思い出が蘇ってくるのでもある。







蕾だった柚子の花芽が満開になりました

Afternoon, May.16.2009.