(70) 茨城県土浦『実花納豆』


実花大豆(じづかだいず)は納豆に最も適していると言われる小粒品種で茨城県で生産されるものだ。
包んであるワラの風味が加わってなんとも言えない香りと味が楽しめる納豆であり、藁苞スタイルに弱いボクは見つければ即お買い上げとなる魅力をキラキラさせている。
昔ながらの伝統テキ絵柄が印刷されたラベルが一番落ち着くが、こうした斬新なカラーを採用し菓子のようなデザインにしたパッケージングもユニークで面白いではないか。
この納豆は藁苞に直接包まれてはおらず“被膜”というラップのようなものをスペーサーとして使用している。安全性と通気性や食味の保存性を両立させた新たなアイデアも先に挙げたパッケージデザインとのバランスが良く納豆の新たな時代到来を感じさせる。
天狗納豆のタレが添付されているのには少し驚いたが、第11回全国納豆鑑評会で“小粒・極小粒部門優秀賞”を受賞した実力派でもある。



ひげた食品株式会社
http://www.tsuchiura.jp/natto/index.shtml