巷ではとんこつベースの濃厚つけ汁に魚粉をドバッと入れたタイプのつけ麺が流行っているようだ。ソレも一度くらいは食してみたいものだが、最後に行き着くトコロはフツーのつけ汁だろうと思われるのは温かいラーメンと一緒なのである。
塩ダレ味のつけ汁があるコトは解っていたので前回このつけ麺の醤油味を食した時には次回はぜひ海鮮系の具をトッピングして楽しんでみたいと思っていた。
エビやイカタコアサリといった定番食材を準備して…とアタマの中には色とりどりニギヤカなつけ麺を思い浮かべていたものの、実際この商品を購入してテにとってみるとなんだか虚しいコトのような気がしてきてヤメにしてしまった。そうだよ、シンプルにキメるのが一番なのさ…と茹でキャベツと刻み海苔だけ添えて食してみるのだ。
醤油味のものよりアッサリはしているがソコはやはり“濃厚鰹だし”と謳っているだけって、とても喰いつきの良い旨みが効いていて一人前をアッと云う間に平らげてしまう。あぁ美味い♪
この美味しさは極太に打たれた麺に負うところも大きいのではなかろうか。噛み応えのある太麺に絡んでくる強い旨味にはひとくち毎に感動テキなヨロコビを感じる。
しかしついその“濃厚鰹だし”だけにメが行きがちだが、単に太いからというだけでなく麺そのものの美味しさ…小麦の風味や縮れ具合など細部に亘って熟考されたフシがあって、もしかしたらこの麺なら塩だけかけて食しても美味いと感ずるかも知れない。
そんな麺とつけ汁の組み合わせである、もうナニも申し上げるコトはない最強タッグなのである。 あ、食べるなら醤油・塩のドチラでもボクはオッケーだ。
◆岩崎食品工業株式会社
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