乳製品メーカーならではの…MOW『クリーミーチーズ』

くちどけがソフトクリームのように滑らかでお値段もお手頃、お味も上等…という森永さんのMOWはお気に入りのアイスのひとつで、季節や旬を活かした新製品が忘れたころに登場するところも好きなのね。

この春のリリースは北海道の自社工場で生産しているという“マスカルポーネチーズ”をフィーチャーしたMOW、いきなりズルいと思いませんか?比較的高価な自社製品を原料に使っちゃうなんて。
そのマスカルポーネとは要はクリームチーズのことなのであるが、イタリア産のそれをそう呼び、なおかつ中にはパルミジャーノレッジャーノを製造する工程で生まれた乳脂肪を使用することから他国での生産品より少しばかり濃厚な風味が生まれるところが一躍有名になった所以でもある。そうか、ティラミスのあのまったりした濃厚さはイタリア産のクリームチーズを使わなければダメってことなのね。あっ、ハナシが逸れました〜元へ…
森永乳業さんが自社工場でで作るマスカルポーネ、北海道はイタリアではないので本当はマスカルポーネと呼んではならないのでしょうし、ムリヤリそれっぽくするならば“マスカルポーネ風”とか“なんちゃってマスカルポーネ”などとすべきではないでしょうか…って細かいことは言わずにハナシを進めませんか。
そう商売なんですからね、ズルもへったくれもないんですよ。とにかく美味しい製品を世に輩出した者の勝ち、そしてその勝敗は消費者が決めることなのだ。ええ、ボクは勝ちに一票、ちょっとホカのメーカーさんには申し訳ないけれど、簡単にはマネのできないコストパフォーマンスを持った製品だと拍手を差し上げたい。

そう云えば以前に食した濃厚チーズスティックというアイスも森永さんの製品だったなあ、う〜む着々と研究が進められているのだ。あれは本当にまったり濃厚ってカンジだったけど、MOWはもうすこし伸びやかというかゆとりのあるチーズの風味で後味もさっぱりしている。もっと濃い〜ものを期待する向きもあるかも知れないが、マスカルポーネってこんなもんでしょうね、いいんですコレで。
MOWの食べ方として冷蔵庫から出したてをスプーンですくってクチの中で溶かしつつ…と云うのはもちろんなのだけれども、数分の間常温に晒してやや柔らかになったところをギュウギュウと練って食すとイタリアンジェラートのようになって美味い。
特にこのクリーミーチーズにはこの方法が合う気がする。


森永乳業株式会社 MOWスペシャルサイト
http://mow-ice.jp/



クリック↓↓↓で応援をお願いします





今朝の富士山
よい天気だけど凄過ぎの春霞



7:38AM, April 01. 2012. @Fujinomiya-City