秋のラーメン祭り(7-4)

  • 北海道にはない“北の味わい”『えび味噌ラーメン』

確かにソレっぽいものはあるかも知れない。例えば北海道名産のカニ・ホタテ・エビ・イカイクラ…といったものをテンコ盛りにしたザ・北海道みたいな「海鮮ラーメン」などはメディアでもよく見聞きする。

なんだか食べにくそうだし、それにそーゆー高級食材をわざわざラーメンに入れて食べなくたっていいじゃん…とボクは思うので一度もそのテのラーメンは食べたことはないけれど、北海道を訪れる観光客は(せっかく北海道に来たんだからさあ)てな感じでカネを落としてゆくのだから商売をする方にとってはこのタクティクスを採用しないテはないのだ。
ねえ、ホントに美味しいの?と食した方々に訊いてみたいものだが、大方のヒトはヴィジュアルとイメージに騙されて(旨いに違いないから旨い、旨くないハズがない、旨くなければ困る)が(北海道にふさわしいゴーカさで美味かった〜)と知らぬうちに変質してしまっていることに気付かないのだな。まあご本人が投下資本に対して満足を得ているのだからケチをつける気などさらさらないし…あれれ、なんだか話が脱線だよな…元へ。
でもそーゆーゴーカ海鮮ラーメンに対する憧れというかコンプレックスを日々鬱々と持ち続けているのも事実なのだから、スーパーでそのテのスープがベースになっているこんな商品を見つけてしまったエロオおやぢはニマニマとしてそいつを手に取りしばし眺めそしてカゴに入れるのである。
調理にあたってはせっかく『えび味噌ラーメン』となっているのだからパッケージフォトを踏襲して先ずはプレーンな状態にして食すのが正統派だろう。

準備したものは水菜を中心とした生ヤサイ・チャーシュー・メンマ・茹でタマゴ・ネギそしてメインの彩りとなる茹でエビである。板海苔は入れなかったけれどこれくらい周到なプレゼンテーションならばメーカー開発担当者殿も文句を言うまい、へへ。
スープをひとくち啜って驚いた。このところ“味噌ラーメン”と言えば動物性脂肪ふんだんタイプばかり食していたので余計にそう思ったのかもしれないけれど、まあなんとも上品でクリアなお味の味噌ラーメンスープなのよ。ドンブリのフチに浮かぶオレンジ色の油脂はきっと海老のダシをとったときに出る海産物系油脂だろうなあ、ほんのり海老のミソみたいないい香りがして美味い。
麺は北海道の製麺メーカー製のものと比較すればちょっと物足りない歯ごたえノドごしなんだけど、二人前の実売価格が¥200を切ることを考えれば上等でしょ。だけど北海道にこーゆーラーメンって存在しない気がするんだけどなあ。


マルちゃん東洋水産株式会社)
http://www.maruchan.co.jp/




クリック↓↓↓で応援をお願いします




清水区折戸…三保半島のある湾奥ね…でランタナの群生を見つけた
って以前にスマホで撮ったやつをこのブログにアップしたんだけど
やっぱりちゃんとしたデジカメで撮りたくなってね
まあいわゆるコンデジなんだけどさ



7:41AM, October 11. 2014. @Miho-Orido, Shimizu DCT.






元ルーさん
こんにちは!
へえ〜こーゆーのが流行ってるんだ…時代は変わったんだなあノ(´д`*)
どの地方もそうだと思いますが、ムカシは文化の中心は必ず鉄道駅だったのに、クルマ社会になって郊外に分散してしまいましたね。そして伝統が継承されないことへの抵抗がなくなってます。確かに便利な世の中かも知れませんが、ボクにとっては嘆かわしい状況です。