やはり日頃の行いだろうな、オクシズでの紅葉狩りを目指して走る安部街道は快晴だった。暑くなく寒くもなくこの上ない日和、そして目的の梅ヶ島温泉の少し手前から紅葉はピークに達していることが判った。
もうちょっとでターゲットエリアに入ると云う時になんだか人だかりがしている場所がある。どうやらそこは「コンヤ温泉」という梅ヶ島温泉の入り口なのであった。
お祭りみたいなことをやってるじゃん…もしかしたらナニか美味いもんでも売ってるかなあ…とクルマを停めてみた。街道沿いに植えられたモミジ・カエデも美しく紅葉していてココも素晴らしいではないか。そして温泉とこの地域に住む人たちが小さなスペースを利用して“コンヤ温泉紅葉祭り”を楚々と開催しているのだな、いや〜こーゆー素朴な催しってスキですよ。
名産のシイタケや梅干しをはじめとした農産物や加工品がいろいろ並べられていて楽しい。ボクはシソの実の塩漬けをひとつ購入したが、同行者が「なんだか美味しそう」と見入っているものがあった。
Olympus PEN-F G.Zuiko Auto-S 1.4/40 @ SONY NEX-7
それは冷凍食品ではあるけれど鶏のつくね串を炭火で焼いて売っているテントで、その香りや煙に惹かれてけっこーなヒトが集まっては食していた。ホントはサトイモを焼いて売っていたらしいけど、売り切れてしまって急遽つくね串に変更したと云う。な〜にボクもコッチのほうがいいなあ、と食してみることにした。
驚いたことにオーダー毎に生の本ワサビをすりおろして添えてくれるのよ！タレなんぞつけてはいないけれど、お味の方は想像がつきますよね。いや〜美味かったなんてもんじゃない。梅ヶ島温泉に着く前にこんな寄り道ヨロコビをしちゃっていいのかなあ…なんだけど、まあこーゆーハプニングも旅の楽しみってもんでさ。
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今朝の富士山
昨日とはうって変わって快晴
電線に鳥の群れが大挙して飛んできては休憩している
