イカが不漁のワケ

霰生姜の茹でイカ

近年ニッポン近海での漁獲量が激減しているイカである。減っているのはイカに限らず、例えばサンマなど回遊性の魚類も相当な減少に見舞われている。

それはてっきり地球温暖化の影響だと思っていたのだけれど、ここにきてジツはそれだけではないことが判明したのだな。
犯人は(これは犯罪あるいは背徳行為なのだから)例の覇権主義某大国とその子分テキ存在のチンピラ国家である。大国のほうはEEZスレスレまで大型漁船を航行させ、目の細かい網を使用した底引き・流し網漁法を横行させている。しかもその国が発表する漁業統計や国際水産資源管理機関に提出する数値はデタラメばかり、自国の利益のためなら資源の枯渇などカンケーねえぜ!みたいな姿勢を改めることはなく、本当に知性の低い国だと呆れるばかりだ。
そしてチンピラは自国の領海に大国の漁船を招き入れ有料操業させているのよ、どうやら二国間で協定を結んでいるらしい。国連安保理の制裁決議事項などどこ吹く風、今や貴重な外貨獲得手段となった漁業権なのだな。
スキあらばEEZ内での違法操業を繰り返し海保とのイタチごっこでダメージを与えてくるこの二国、なんとかならないものですかねえ。オカゲでニッポン国民は異常に高値になってしまったイカを愛おしむように食さなくてはならないではないか。


Mamiya  AUTO mamiya/sekor 2/50  @ SONY α7

そんな高値の連続する中、母上が特売のイカを購入してきた。それは冷凍解凍ものでしかもかなり小ぶりなのだけれど、近海漁獲ものにテを出しづらくなってしまっている現状を鑑みればシカタのないことなのだと思う。
イカ焼もいいけどね、茹でイカってのもたまんなく夏らしくていいのよ。こいつには生姜がよく合う。まあフツーは“おろし生姜”なんでしょうけどね、そこはちょっとヒネって“霰(あられ)生姜”というワザでより一層の美味しさを狙うのだな。
2〜3mm程度の角切りにした古根生姜はカリカリとした食感もさることながら、おろし生姜にはない溌溂とした香りと辛みがたまらなくイカに合うのだよ。美味い!本当にイケてるんだよ。出来れば上等な地酒を準備して、その美味しさと対峙させたい。蒸し暑い季節はコレで決まりだ。




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警戒モード


ご近所さんのカーポート下で寝ていたネコちゃん
カメラを向けると警戒モードに
おいおい何もしないよ大丈夫だから
そんな目つきでコッチを見ないでくれ



AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED  @ Nikon D300