でらうみゃ~でかなわんわ(62)

噂のにゃごやモーニング その39 「 喫茶 パインラブ 」

フルーツだけじゃない充実感

こちらのお店も昨日の「喫茶 愛美」さんと同様に国道155号線沿いにあります。と云っても”モーニングの聖地・一宮”に入って間もない位置でして、周囲にはな~んにも無いスカスカの場所に立地していますのでクルマで走っていればスグに気が付くことでしょう。

シゴトで何度もその前を通りかかり、大変シツレーかとは思いますけれどそのバカっぽいナマエに思わず笑ってしまう喫茶店…そしてイエローカラーの壁面とグリーンの屋根がパイナップルをイメージしている店舗外観にココロ奪われておりました。そしてとうとうその扉を開ける日がやってきたのです。

f:id:artfoods:20190607025724j:plain

早朝なので先客はいない様子、迎えてくれたオネエさんはいきなり「どんだけ~」と声を発したのです!ってウソに決まってるじゃありませんか、その風貌がちょっとタレント美容家のIKKOさんに似ていたからです。いや、髪型もクリソツでしたけど。もちろんオネエではなくて正真正銘のババアおねーさまです。

こちらもメニューブックというものはなくて、各テーブルに置かれたA5サイズのPOPのみの案内ですね、コンパクトに文字だけのメニュー表ですからソレで充分なんでしょう。ただモーニング云々の表示はなく、ちいとばかし不安になりましたが、ナゴヤ喫茶の常で「まあテキトーに頼めばモーニングサービスは付いてくるんでしょ」てなカンジでホットコーヒー¥360をお願いしました。

MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

IKKOさんは…違う、おねーさんは「ちょっと待っててね」と言って厨房に消えました。お一人で営業されてるんですね、まあヒマな早朝はそんなもんでしょうな。ボクはシゴト前ですがヨユーを以って出発してますから多少の時間ロスは大丈夫ですよ。そしてほどなくして運ばれてきたセットを見て驚きましたよ、いや~ウソでしょ⁉ ホントにコレってサービスなんですか?
『ハムトースト』に茹で玉子、そしてフレッシュフルーツのカットが! 確かに生ヤサイはボクみたいな出張生活者にとって重要なものなのですが、フルーツはなかなか食す機会が少なくて有難いなんてもんじゃないのですな、充実感のあるセットです。
あぁトーストもフルーツもでらうみゃ~でかなわんわ。いいモーニングサービスじゃありませんか。ただコーヒーは並といいますか、特にコメントすることもないように思われますけれど、平素はブラックオンリーなボクが久しぶりにシュガー&ミルクを投入したということからご勘案願いますね。

f:id:artfoods:20190607025731j:plain

営業時間や定休日がネット情報に不足していたので件のおねーさんに訊いたのですが、なんとこの日は本来休日である月曜日だったのでした。気が向いたのでたまたま開けていただけなんだけど…ってことでして、とってもボクはラッキーだったみたいです。
おねーさんによりますと「¥650でドリンク付きのお得なランチサービスもやってるから来てね」ってことでして、ボクとしても是非レッツゴォしたいんですけど、そーゆーチャンスがあるかなあ。今のシゴト現場ってすんごくキビシい内容で動いているもんでさ。


CAFE・FRUITS Pin' Loveパインラブ
愛知県一宮市萩原町高木佐名坪3
TEL=0586-69-0768
ACT=7:00-17:00 月曜定休




クリック↓↓↓で応援をお願いします





五月の庭風景

ローズピンクのミニバラ


…ってさあ、もう六月なんですけど
シカタないじゃん、こっちにも都合ってもんがあるんだよ
はいはい、わかりましたよ
それにしても毎年キレイに咲いてくれるもんだよねえ


Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 5cm F2  SONY α7

シブい発色とぐるぐるする背景、アウトフォーカスは絵の具をパレットナイフでラフに塗りつけたようなマチエールを得ることができる…オーセンティックなNikonのイメージと違いますね。昭和34年(1959年)に登場したこのレンズは世界テキ銘機 Nikon F の標準レンズとして開発されたものだったのだけれども、日本光学(現Nikon)はこの描写が大いに不満だったらしくあまり時間を置かずにF1.4やF2の新設計レンズを市場に出した。
ところが端正な写りをする最新鋭レンズにはないキョーレツな個性があるためか、今となっては一部のマニアの間でこのレンズの評価は高く、ボクもそんなクチ車に乗せられてついついゲットしてしまったオールドレンズなのである。
確かに面白い、そしてユメでも見ているようなイメージの世界がある。普段使いするにはちょっとさぁ…みたいな感はあるけれど、リリカルな響きが欲しい時にこのレンズはそのミューズたり得るかな。