でらうみゃ~でかなわんわ(65)

噂のにゃごやモーニング その40 「 喫茶 スプーンベル 」

名物は『パイシュー』だった

昭和レトロなイニシエ喫茶店が好みのエロおやぢだとお思いでしょ?
ブ~っ!残念でしたねぇ、ちょっとオサレなカフェだって十分守備範囲なんですよ。
イニシエ系はいくら心地よくても常連さんにならないとケツの座りがよくないけれど、トレンディータイプはどーせヨソモン相手なんだからヨケーな気を遣わなくて済むってこともあるしね、まあドッチもドッチって感じかな。

MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

たまたまなんだけど宿舎からほんの少しの距離にある場所…クルマで10分かからないくらい…でシゴトということになったのね。で、早速モンダイ発生…「昼めしはどーすんだい?」ってこと。なんだよ、シゴトのことじゃなくってメシの話かい。ですよですよ、ボクにとってはシゴトよりコッチのほうが大事なんだもんね。
で、以前にGoogleMapで見たオサレ系カフェを記憶を頼りに近辺の道を辿ってみたのですね。そしてそれはズバリと在ったわけです、オレってスゴいじゃん!って思いました、へへ~どんなもんだい!って。

やったね~って感じでいそいそとそのドアを開いては着席するわけです。ほっほぉ~、なかなかにハイセンスでお洒落じゃありませんか、しかも喫煙席は窓が大きく天井も高い空間…アンチスモークの方々、本当にごめんなさいね。

でもスモーカーの私たちは高い税金をしこたま払い続けているわけでして、しかも近年は”ヒステリックな禁煙ブーム”のオカゲでとてつもなく肩身の狭い思いを強いられているわけでしてね、いやいや、あのニオイのキライな方に対してガマンしろとか健康を損なう恐れのある物質をまき散らそうなんてもってのほかでしてね、これでもけっこーモラリスト(笑うなよぉ)として恥ずかしくない人生を全うしようと思っておりましてね、まあ人様にはなるべくご不快な思いをかけることのなきように努めておりまして、ええ、喫煙する場所やタイミングについては本当に配慮を怠らないようにしているつもりなんですけどねぇ、ただたま~にはこうして堂々と「オラオラっ!なんじゃいそのカオは、ドコが悪いってんだよっ!」みたいにぷは~をしたいわけなのです、どうかお許し願いますです、はい。

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で、昼めしどきなのでランチを注文しようと思ったのでありますが、テーブルに置いてあるメニューブックにはランチの項目がないのですねえ。あら~置き忘れ?と思って注文伺いに来た女性店員さんに尋ねると「もう半年以上前にランチはヤメちゃいまして…」と。
うっそ~、ボクどーしたらいいの?と困った困ったポーズめらめらしていると「その代わりと言ってはナニですが、モーニングサービスは午後の1時までやってますから」ですって。

MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

ランチをやめてしまった訳やモーニングサービスをPMまで引きずることの賛否はヨコに置いておきまして、ボクはとにかく午後のシゴトのエネルギーを補給しなくてはなりませんので、そりゃ喰えるもんなら何でも喰っちまおう!てなカンジでスタンダードなモーニングサービスをお願いするわけです。

コーヒー代金の¥360でトースト&ハムエッグ&サラダ!スゴいじゃありませんか、素晴らしいモーニングサービスですし、食の細い方なら昼食としても十分かも知れません。…がぁ、なにせアセダラへろへろが日常の肉体労働者にとってはコレだとその食味以前のモンダイを孕んでしまうわけですね、まあハッキリ言えば「ぜ~んぜん足んねーじゃん」ってことです。

そこでボクはレギュラーメニューの中からミックスサンドをチョイスするわけです。ホントならここは「ごはんもの」といきたいところですが、ランチというものを廃止してしまっている以上否が応でもパスタでもなくライスでもなくパン…となってしまうのですね。

それでもこちらのお店の上質なサンドイッチには満足しました。新鮮な具材がたっぷり挟まれていて、しかもマスタードやコショウなどの塩梅がジツにエクセレント!美味いじゃありませんか、ホカの種類のサンドイッチも食してみたくなるってなもんです。なんだかいいお店に出会ってしまったようですし、シゴトに向かう方向と時間帯によってはまた利用してみたい…と思わせるお店ですね。

ところでボクのアトから次々と来店するお客さんたちなのですが、皆さんおしなべて『パイシュー』を注文しているのですよ。ふぅ~ん、シュークリームねぇ、ボクもスキなスイーツだけどさ、ただドッチかと云えばエクレアのほうがいいななぁ…みたいに思ってはいるけれど、美味けりゃシュークリームだってウェルカムですよん…なのです。
フシギに思いつつお会計を済ませにレジカウンターへ向かいました。ところがその下部が冷蔵ショウケースになっていましてね、件の『パイシュー』がズラリ…。店員さんに訊くと「ウチのイチオシスイーツなんです」ですって。

う~ん、知ってたら注文したのにさ!
これからシゴトじゃテイクアイトもムリだし…くっそぉ。


喫茶 スプーンベル
愛知県津島市葉苅町字北町16
TEL= 0567-26-0307
ACT=8:00-18:00 無休




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楓の新芽

松洞山大行院 竜泉寺


先月の中頃のフォトなんだけど…
またまた今ごろになってさぁ
だっていろいろ都合がね
都合都合ってテメーのズボラを隠してヒトに押し付けるなっつーの
…ですよねぇ


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Ernst Leits M-ROKKOR 4/90  SONY α7


M-ROKKOR…ミノルタカメラがライカのMマウントで製造販売したレンズの名称です。この名称のレンズは三本しかありません、若干の仕様変更はありますが基本的に28mm F2.8、40mm F2.0、90mm F4.0の3種類です。28mmはミノルタの設計製造、40mmはライツの設計・ミノルタの製造、そしてこの90mmはライツの設計製造でミノルタのROKKORブランドでの販売…とそれぞれに違う生い立ちがあるわけですね。異父母兄弟が一つ屋根の下で暮らしていたような状況です。
28mmと40mmについてはまた別の機会に述べることとしまして、今回使用したレンズは残った90mmF4.0です。
昨年末にようやく良品を見つけまして、念願の三兄弟コンプリートとなりました。M-ROKKORと云ってもナカミはLeitzのElmarですから写りには定評があります、ただしあまり人気がないのも事実でありますけれど。
開放F値が暗いのと、ボクとしては前ボケの質(コントラストやダイナミックレンジ)に不満はありますけれど、それでもキュッと締まったピント面とユルやかな後ボケ具合がなんともリアリティーのある映像を生み出しまして、使えば使うほどその味わい深さが解かってくる気がしております。
所有している Carl Zeiss G. Sonnar 90mm F2.8 T* と撮り比べしてみたいのですが、なかなか実現しません。まあ宿舎暮らしの出張生活が終わってから…ですかね。