竹の子ご飯と手打うどん

門前町の商店街で旬の味に出会う

手打うどん「ゆたかや」

笠寺観音に参拝し境内をしばらくプラプラしていたらハラがへってきた。モーニングを2回も食しているのにね、やっぱり動き回れば空腹になるもんだよなあ。
昼めしをドコで食すか決めて出かける日もあれば、行った先でテキトーに見つけて済ませるときもある。この日は後者の方で「下町の観音さまの近くにはきっとムカシからやってる食堂とかがあるに違いない」なんて根拠のない想像をして、これまたプラプラとその山門から名鉄の駅がある方向に歩いてゆくのね。そしてあれこれと探したり迷ったりするテマもなくラブストーリーは突然にやってきたのだ。

見てくれよ、この外観!ステキすぎて気絶するほど悩ましいじゃないか。小田和正氏は「ただ素直に好きと言えなくて」と語っているし、Charは「ああまた騙されると思いながら」と歌ってはいるけれど、ボクは堂々と「大好きだ!」と宣言するし「このテのお店にウソはない」と確信しているから大丈夫なのよね。

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MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

店内はダークな照度だし特別な清潔感もないけれど、まあムカシの居酒屋並みの猥雑さがある。それもそのハズで、その構造と機器を見ればどう考えても過去は居酒屋として営業していたお店を居抜きで使用していることに他ならない。

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お店の壁側に沿って両側が客席、そして中央に一本ど~んとスペースがあってそこにはシンクや焼鳥の焼き台みたいなものやちょっとした加工台とディシャップスペースなどが見えるが、使用している形跡は全くない。本来はそこを従業員が行き来するのだろうけれど、注文の品は奥の厨房で作られ両脇の通路を使って運ばれてきたのね。

さて注文ですよ。ものすごい種類の献立でドレにするか迷ってしまうけれど、表の案内看板立に「本日のサービス品」として『竹の子ご飯セット』¥700というものがあって、そいつに強く心惹かれていたのだな。アレコレ迷うよりもファーストキス…じゃなくってファーストコンタクトで押してみるのが一番かも知れないと思ったのよ。

うひひ~竹の子ご飯が楽しみじゃないか。今期は長期出張で宿舎暮らし、ナゴヤめしとかモーニングの喰い漁りはやってるけど旬の味ってものには縁遠い生活が続いていたからなあ、こーゆーものにみょ~に敏感になっている気がするのよ、ボクは。
そして選べるうどんはメニューブックにのっている単品うどんならドレでもよろしいってことで、なんだかきまぐれに『しのだうどん』にしてしまった。エビ天とかねニクもあったんだけど、なんとな~くって感じです。

さてさてそのセットが運ばれてきました。トレイには竹の子ご飯とうどんの他に、ちゃんと煮物の小鉢とお漬物小皿も添えてありましたよ。
フォトでは食べかけのゴハンみたいな感じに盛りが乱れておりますけれど、手付かず状態でコレです。ってか、竹の子ご飯なのにタケノコがまったく見えない状態で盛りつけられていたのでちょとホジくり返して撮影しました。品のいい料亭や和食店などと違い、こーゆー庶民的なお店では見栄えのする盛りつけはそう重要な問題ではないようなのだな、ベツに印象を悪くしたわけじゃありません、こんなもんでしょってところです。

先ずはおツユがわりにうどんの出し汁をいってみます。あぁ~いい感じですねぇ、淡い色ですがしっかりカツヲだしが利いてますし甘辛加減も申し分ありません。ここはうどんをすすらずにゴハンといきますか。
おっと、けっこー濃い目の味付けですね!これはこれで美味しいものです。見た目とお味からゆくと炊き込んだものではなく、竹の子その他の具材をしっかり味付けして炊いたものを白ゴハンにササッと混ぜて作るタイプです。チカラ強い味になりますので繊細な食材には向いていませんが、がっつ~んと手っ取り早く満足感を得てハラいっぱいにするにはコチラがおすすめです。

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MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

次にセットの『しのだうどん』にテをのばします。信太とか志乃田などとも表記するけれどドレが元祖というかホンモノなのか知らないのでスルーしておきます。ただヨソの土地でこの『しのだうどん』を提供しているお店は少ないはずで、もしかしたら”隠れナゴヤめし”かも…なんて思ってもいます。
色が淡いのは三河特産の白醤油を使っているからで、あっさりとした味わいの中にも愛知県産らしいコクが潜んでいます。美味いですねえ、スキスキこの味!
はんなり味付けした油揚げ、笹切りの根深葱、カマボコ…とってもシンプルなのにとっても奥深い、これは忘れられないものになりそうな予感がします。えへ、静岡に帰ったらコピって喰っちまおうかな。

聞き慣れない”しのだ”の由来についてですが、大阪府和泉市の「信太森葛葉稲荷(しのだもりくずのはいなり)神社」に伝わるキツネ伝説で、同じ系統の神社が愛知県あま市にある「葛葉稲荷神社」なのね。そこは偶然にも数か月前にボクも訪れた場所であって、まさかここでそれが結びつくとは夢にも思いませんでした。
つまり「信太森=しのだ」はキツネってことで、このうどんのナマエがそうなった…という説には飛躍や破綻もなく信憑性が高いものかと思えるのですな。
竹の子食いたさに注文したセットですが、思いもよらぬ文化のふくらみに驚いております。う~ん、ナゴヤっでスゴいところじゃん。

驚いたことはもうひとつあって、こちら「ゆたかや」さんは11:00からの営業ですが、朝の八時から開店時刻まで『モーニングうどん』なるものを提供されているようなのであります。サスガにコーヒーはついてませんが、たぶんおねーさまコダワリの緑茶(上のフォトの後ろにうっすらボケ写りしてますが、湯飲みに濃い緑茶が入っておりまして竹のスプーンが添えられています。多分お抹茶入りなのでしょうね、よくかき混ぜて飲めってことかなあ)はいただけると思います。

この駄文日記の「噂のにゃごやモーニング」のカテゴリに入れるかどうか迷いましたけれど、あくまで喫茶店とそのコーヒーをお題目にしたエントリーなので今回は外しました。
…ですが~、機会があれば件の『モーニングうどん』ね、おにぎり二個つきですし、卵焼きも付いてるみたいだし、¥290だし…と究極の外食朝めしってことで食してみたいとは思っているのですよ。う~ん、だけどちょっと遠いよねえ、ムリかなあ。

そんなことを考えながらボケ~ッと再び店内を見回していた。
そしてその照明のひとつが「手打 うどん」とかかれた行灯スタイルのものがあることに気が付いた。ほとんど天井に近い場所、周囲には飲食店の各種認定証や公共交通機関の時刻表など、ジツに生活と営業に密着した壁面だし、換気扇などがリアルに回転していたりして凡そ気が向かない場所であることが残念なのだけれど、その行灯風の照明(いや、実際は行灯だったのかも)がこのお店の大黒柱(テキな心の支え)なのではないか…なんて思えてもくるわけです。
肝心なことを書き忘れていました。ウリの「うどん」のことです。一般テキにナゴヤで流通している「うどん」や「きしめん」などと違いもちもちなどといった食感は存在しません。柔らかくそして喉ごしのよいソフトな「うどん」です。
以前に流通大手某Aで購入した『伊勢うどん』のときは「こんなマズいうどんは喰ったことねーずら!」と叫ぶくらいサイテーなものであったけれど、同じ”ふわつる系うどん”なのにこんなに美味しく感じたのはナゼなのだろうか。その真実を検証するためにもう一度チャンスが欲しいのですが。



手打うどん ゆたかや
https://ameblo.jp/teutiudonnyutakaya/
https://twitter.com/funayumino2
愛知県名古屋市南区笠寺町西之門60
TEL=053-811-2484
ACT=11:00-14:30 / 17:00-20:00 無休





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がんばってくれました


シゴト用にしていた腕時計
そろそろ昼めしかな~と思って見たら
ありゃまあ! ブッ壊れてるじゃありませんか
何かがぶつかったのかな グラスが割れて穴が開いていた昨日

購入したのが一昨年のちょうど今頃
二年間よくがんばってくれました めっちゃハードな使い方してますから
後ガマを早く買わないとね
取り急ぎプライベート用のアウトドアウォッチが代役となります


でらうみゃ~でかなわんわ(48)

噂のにゃごやモーニング その29 「 純喫茶 にんじん 」

”純喫茶”の存在価値 とは

このお店は尾張四観音のひとつ「荒子観音」から「笠寺観音」に行く途中で偶然に見つけたお店です。カーナビゲーションの指示通りに向かっていたのだけれど、そう広くない路(つまり幹線道路ではなくフツーの市道かな)の途中で「純喫茶」という文字がメに入ってきたのですよ。

コトバとしてはもちろん知っているけれど、ここしばらくはお目にかかったことのない珍語あるいは死語とも言えるコトバが現実に店名の冠詞として存在していることにトリハダ状態のエロおやぢなのよ。うっそ~、マジですか!

全く予定にはなかったことだけど、どうしても看過できない…なにか義務ということプラス”運命”のようなものをビビッと感じたので、そこを通り過ぎてしまってはいたのだけれど急ぎバックしてそのお店の前にキャプチャー君を停めた。そのままでは手にお縄がかかってしまう行為なのでハザードランプ点滅&お店に飛び込んで駐車場の有無を尋ねた。幸いなことに店舗スグ横スペースがあるらしい。

う~ん、これで安心なのです。ヨユーでお店に入ると本当に可愛らしい店内だった。入り口のソンブレロは破れかけて色褪せているし、店舗の外壁もなんだかサエない状態になっているので心配だったけれど、店内はごくフツーに清潔で明るい状態が保たれていたのでハズレではなさそうだ。

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横長の店内は四人掛けのテーブル&ソファ席が4つ、カウンターが4席…つまり20人で満杯のお店なのです。
先客は高齢のご夫婦の一組だけ、インスタグラムとかフェイスブックあるいはグーグルマップなどでちょっとは知名度があるお店とは違い、ボクみたいなヨソモノの来店動機ってものは全く無くて、アクメでも…違う違う!タイプミスだってば…あくまでも地元さんがサラッと通う喫茶店みたいです。

店主のおねーさま(たぶん70代半ば過ぎ)は「ウォーマのスイッチを入れ忘れていたので未だ温まっていなくてごめんなさいね」と言いながらナマヌルオシボリとヒヤタンをテーブルに置いた。いやいや、ぜ~んぜん構いませんから。
それよりオーダーを…と思ってメニューを探すけれど、こちらのお店もそれが無いようなのですね。そうですかそうですか、このテの変則サービスにはもう慣れました、解ってますから~新参者のボクだって。
ってことで「ホットコーヒーでお願いします」なのです。おねーさんはすかさず「モーニングでいいんですよね?」と確認メッセージなのでありまして、もちろんオッケーのアイコンタクトでオーダー完了です。

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

さてどんなモーニングサービスなのかと楽しみにしておりましたが、供されたものはトーストと茹で玉子だけでした。でもいいんですコレで、上等じゃありませんか。コーヒーもすぐに出てきたわけではなく、ほんのちょっとだけタイムラグがあった気がしますが、遅かったってほどではありません。そのワケは「オーダーが入ってから一杯づつ立てるのよ」というおねーさまのポリシイがあるからなのでありまして、ファットで風味豊かなそのコーヒーを飲めば納得するというものです。

う~ん、美味しいじゃありませんか!コーヒーのお味は前述の通りで申し分ありませんし、トーストもいい風味です。そして特に茹で玉子が究極の半熟状態であったことにボクとしては称賛の拍手喝采なのであります。
コーヒーのお値段が¥350だったか¥380だったかは忘れてしまいましたけれど、¥400未満だったことに間違いはありません。いいねえ、このお値段でこのお味ってさ。

そりゃ世の中にはリッチなモーニングサービスを提供しているお店は数多ありますけれど、やっぱり基本はコーヒーそのもののクオリティーがモノを言うわけですよ。ボクがほぼ毎日のように利用している喫茶「ボンフール」さんもソコんところがブレていないからなのでありましてね、ガキには解らない ”純喫茶”の存在価値なのであります。

おねーさまのお話では来店客は「年寄りしか来ないのよ」なのだそうで、若者はこーゆージミな存在の喫茶店を利用する意味を単に知らないだけなのかなぁと、逆に可哀想に思えてもくるわけです。若者たちよ、中心部にあるカッコいいお店やオシャレなカフェもいいけれど、都会からちょっとだけ離れた下町の喫茶店でホンモノのコーヒーをぜひ味わってみようではないか。50年も営業を続けているお店(おねーさまが三代目のオーナーらしい)の価値を学ぼう。

名古屋市内でも南区の城下町という少し下町テキな場所で50年…ってスゴいですよね。大須の商店街にあるインチキ&フェイクだらけのあの店とはステータスが違います。
「今年になってまだ一日も休んでいないのよ」とおねーさまは語った。いい御歳なんですからきっとお疲れになられると思うんですけどね、そのかわり「昼ごろまでしか営業しないし、病院とか用のある時は張り紙して休んじゃう」のだそうです。まああまり肩肘はらずにユルくやってるところでちょうどいいのかな。

そんなモーニングに満足してボクはお店をあとにしました。そしてお店の外観フォトをスマホで撮影していると、おねーさまがドアを開け「マッチは要る?」と仰ってくださるではありませんか。いや~有難いことですな、喜んでいただいてきましたけれど、お店の戸棚からガサゴソと探し出してくれた箱マッチは「もう何十年も前に作ったものだけど、使う人もいないのでたくさん残っている」そうで、なんと4つも下さったわけです。イラストがソバカスのある少年、可愛らしいし純喫茶らしいステキなデザインです。そういえば店名の「にんじん」ってもしかしたらジュール・ルナールの小説「にんじん」からつけた名前?と今になって気づく次第なのでありまして、その辺りもおねーさまに聞いてくればよかったなあ…なんてハンセーをしています。


純喫茶 にんじん
愛知県名古屋市南区城下町2丁目 37
TEL=052-822-3453
ACT=6:00-12:00くらい 年中無休も不定休あり




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笠寺観音

とってもいい時間を過ごした純喫茶「にんじん」さんは予定外の収穫でしたが、ここから本来のモクテキだった尾張四観音の三つ目である「笠寺観音」さんに向かうのです。
正式な名称は天林山笠覆寺(てんりんざんりゅうふくじ)、真言宗智山派の寺院です。創建は天平5年(733年)と伝えられていますから結構なものですね。

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かなり散ってしまって葉桜に変身ちうの桜がその山門前で迎えてくれます。満開の好天なら素晴らしい光景になるんでしょうけどね、まあこんな景色も悪くありません。ハラハラと散っている桜の花びらが季節の移ろいを感じさせてくれるものであります。

名古屋市の指定文化財になっている山門にはかなりリッパな仁王さまがその両脇を固めておられます。紅く塗られた形相が恐ろし気ではありますが、慈愛のある優し気なものもある眼光が印象的です。

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山門には幼児用の小さなものから三尺を超えるような大草鞋が掛けられておりまして、その意味は何かあるのでしょうけれど、とにかく「ふう~ん」と感心しては見入ってしまうボクなのでありました。


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その山門をくぐり本堂に向かいます。緩い上り坂になっていまして、ふと振り返ると先ほどの山門がちょっと見おろすカタチで下に見えます。おぉ~なかなかにステキな境内風景じゃありませんか。

さてここで本堂の銅造十一面観世音さまにお参りするわけです。国の重要文化財に指定されています。本堂そのものも名古屋市の指定文化財ですね、いといろいろハデハデきらきらな本堂ですが、それは参拝者の通用路部分だけでして内部はやはり荘厳なフンイキなのであります。

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境内の別の場所には「六地蔵」というものもありまして、輪廻転生する世界(六道)は地獄道・餓鬼道・畜生道修羅道・人間道・天道となっていて、お地蔵さまがそれぞれの道で救済をしようとしておられるそうです。

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クルリと回りながらその御頭を撫で摩り、苦しみや悩みを打ち明けて、気持ちを軽くしたり心を磨く糧とするためのものなのだそうですよ。ボクですか?ええ、もちろんそうさせていただきました、煩悩も多く苦悩に満ちた日々を送っておりますので。笑わないでください、これでもちょっとは真剣かつマジメなんです。

手水舎には「水かけ地蔵」さんもいらっしゃいますが、前掛けや帽子にはちょっと違和感がありますね。着衣のまま水をかけることには抵抗があります。みなさんどーしておられるのでしょうか…しばらく見ていましたが、水かけをジッコーする参拝者はおられませんでした。

さて「尾張四観音」とはその中心に存在する名古屋城を守護するために定められたものらしいですよ。北西が甚目寺、南西が荒子観音、南東に笠寺観音、北東に龍泉寺…となっていて、今年が龍泉寺、令和二年は荒子観音…ということになっているみたいです。まあ普段は恵方なんて気にしたことはありませんが、どうせお参りするならそうした縁起を担いで行動したほうがいいのかも知れませんね…とこのごろ思うようになりました。

これで残る四観音さまは守山区龍泉寺さんだけになりました。ゴールデンウィークの長期休暇にも突入しますし(当然帰省しますから)しばらくは尾張の寺社巡りはおあずけになりますけれど、GW明けナゴヤにリターンしたら再開です。周辺のグルメをリサーチしたり準備はいろいろタイヘンとはいえ、守山区の寺社って初めてかなあ、楽しみですねえ。


Ernst Leits M-ROKKOR 4/90,  MINOLTA M-ROKKOR 2.8/28, 2/40  @ SONY α7



笠寺観音(天林山 笠覆寺:てんりんざんりゅうふくじ)
http://kasadera.jp/
https://www.facebook.com/kasadera.kannon.enmusubi/
愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83番地
TEL=052-821-1367
ACT=8:00-16:00

でらうみゃ~でかなわんわ(47)

噂のにゃごやモーニング その28 「 カフェ&ダイニング α-MILAN 」

スタイリッシュに選ぶお店

このお店の前はしょっちゅう通過していた。そしていつ見ても「オッサレ~」みたいなカンジで、いつかは必ず利用してみようと思っていたのね。
月曜日が定休日なので休日の利用も可能だったけど、なんだかちょっと巡り合わせが悪くてペンディングばかり。やっぱりイラッてなりますよねえ、なんとかなんないのかい…って。

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そして先日ようやくそのチャンスが生まれた。行こうと思った尾張四観音の一寺院へのルートに合致するのよ、うっわ~楽しみだなあ!とわくわくしながらキャプチャー君を走らせた。ただしちょっとだけ出遅れたのでヤバいなぁと思っていたら、案の定かな~りヤバかった。

駐車場はほぼ満杯、あと数台しか停められない状況だったし、店内はウェイティングまではいかないけれど複数がけのテーブルは全て埋まっていて、シングル向けの外向き窓際カウンター席だけが空いていた。えへ、ボクはソコでオッケーですから…しかも喫煙席って嬉しいじゃないのよ。
周囲を見渡すと来店客は100%シルバー世代だった。この点はナゴヤの一般的な喫茶店事情に符合するのであって、特にフシギなこととは思えなくなってしまったボクは、すっかりこの土地の気風に慣れたってことなのでしょうかね。

それにしてもオサレな店内である。天井も高いし照明やグリーンを上手く配置してあって窓の外の風景を見なければ半リアルなアーバンライフをバーチャル体験できるというものだ。本籍及び現住所が哀愁のイナカ町というエロおやぢにしてみれば、こーゆー休日の朝ってのは竜宮城にいる浦島太郎みたいなものです。

そういえば浦島太郎って悲惨な最期でしたよね、どうしてそんなヒドい目に遭わなければならなかったのでしょうか。動物愛護精神に溢れた彼は、イジメられているカメを助けたばかりに親の死に目にも会えず、戻った現世では結局テメーも孤独死…。よほど竜宮城でいい思いをしたんでしょう、きっと乙姫さまとはラブラブなんてもんじゃなくってもうヤリまくり究極の愛の日々だったんでしょうけどね、乙姫様の強い性欲に愛想が尽きたおもてなしも嬉しかったけれどやっぱりちょっと年老いた親も心配になってきたのか太郎が現世に帰ることを告げると、乙姫様は「シカタないわねぇ」と言って(ホントは若いオスとヤレないことが判って激怒別れを惜しみつつ太郎の優しさも理解して)残念がってはみたんだけど、そこはヲンナの強い本能でシカケをした箱を渡して復讐するのである…ってねえ、おいおいっ!妄想し過ぎの大脱線だよ!元へ戻しなさい。

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

ってことで、ドリンク代金プラス¥200の『ピザトーストのモーニングサービス』にしてみました。こちらのモーニングサービスは基本がドリンク代金でトースト&茹でタマゴ&ミニサラダ&カットフルーツが添付されるシステムで、週半ばではパンの種類を変えられるサービスも行っているようだ。
もちろんソレでも全く問題はないのだけれど、せっかくステキなお店でブレックファストできるんだからさ、ちょっといいやつが欲しいじゃん…みたいなところですね。
で、出来あがったようです…若いおねーちゃんが持ってきてくれました。案内とオーダー取りはソレナリなおねーさんだっただけに、あら~こんなおねーちゃんも店員でいたんだ~てなもんでして、みょ~に嬉しく思ったりもするエロおやぢであります。めっちゃ可愛いコだしナイスバデ…ってカンケーありませんね。
でも「タバスコをお持ちしましょうか?」と訊かれて「いや、今日はいいや」と断ってしまったことを深く後悔するのであって「おぉ~じゃあ持ってきてよ」とお願いすれば彼女にもう一度コンタクトできたのにさ…ってソレもカンケーありませんな。

フツーに美味しい『ピザトースト』でした、チーズの質もよく美味しくいただきましたよ。そして手作りっぽいポテトサラダがとてもいい感じでした。『ピザトースト』でなければこいつをバタートーストにオンして食せばかな~りイケた朝食パンになるでしょう。

カフェってからにはコーヒーが美味しくなければ話になりません。でもご心配なく、こちらのコーヒーはフツーに美味しいコーヒーです、食後のインプレッション・メモにその記述がないのはきっとダメな部分が無かったのと、特に述べることもないようなコーヒーだったからでしょうね。でもカップはやや大きめのものを採用してますので、お替わりをしたくなるようなシーンに突入することはまあ無いかな~ってところです。もちろん”長居組”にとってはお替わりの有り無しに関わらず嬉しい量であることに違いありません。

そしてカップにもソーサーにもお店のロゴタイプがしっかりプリントされておりまして、ブランド食器でなくともなんだかとても有難いキモチにさせてくれるものであります。
京都あたりの某有名コーヒーショップではお土産用にオリジナルブランドロゴ入りのグラスやカップ&ソーサーをスーベニコーナーで販売してたりするものですが、ナゴヤではあまりそういった習慣はないようです。きっと欲しいヒトもいると思うんですけど…。

このお店の前の道路は愛西市津島市方面から清須を経由してナゴヤ中心部に向かう道なのでけっこー交通量も多いのである。オサレなクルマに乗ったオサレな人々がお店に入ってゆくのを夕方などよく見かけるものだけど、朝はやっぱり軽トラや軽ワゴン、大衆コンパクトとかミドルセダンなどに乗ったシルバー世代が席捲するお店なのね。それぞれのお気に入りやご贔屓があるのであって、このお店も選択肢のひとつなのよ。

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それにしても、お店の奥にお座敷まである…ってのがビックリでした。またボクが行ったときにそれは予約になっていて、やはり幾人ものシルバーが集まりつつあった日曜の午前八時なのでありました。
モーニングサービスも水準以上のレベルですしランチの評判も上々、それならこんな風にゆとりのあるオサレなお店を選ぶ…というライフもあって然るべし。エロおやぢ的にはきれーで可愛くてナイスバデなおねーちゃん目当てに…てのもアリかと自己肯定してますです、はい。




cafe & dining α-MILAN(アルファ-ミラン
愛知県あま市花正長島14-1
TEL=052-443-8303
ACT=7:00-18:00 月曜定休


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荒子観音

円空仏のお寺

尾張四観音」というものがあることを知った。そしてボクが尾張の寺社巡りを始めるキッカケとなった甚目寺もそのひとつだったわけでありまして、コンプリートするためにはあと三つ回ればよい…なんてことも判ったわけです。

今回は「荒子の観音さん」(あらこかんのん)に行ってみました。天平元年(729年)に草創した天台宗の寺院で正式には浄海山圓龍院観音寺です。最初に迎えてくれるのはリッパな山門ですが、これは大正時代になってから完成されたものらしいです。

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その山門の両脇で守護する仁王像、これがいきなり円空の作品なわけですよ!まさかこの時点で円空仏に会えるとは思っていなかったので…というか、ずいぶん荒々しくプリミティブな仁王像だけど、味わい深いというか魂のようなものが感じられるよねぇ…とよく見れば円空作だったわけでして驚くボクなのです。

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以前は木の格子だけで囲われていたそうですが、ゴミなどをその中に捨てる不届き者が絶えないためマルチコーティング処理された高級ガラスでプロテクトするようになったそうです。火事にでもなったらタイヘンですものね、でもオカゲでフォト撮影もけっこータイヘンでございましたわよ。

その重厚な山門をくぐると境内が拡がっています。左手には名古屋市に現存する建築物としては最古の存在であって国の重要文化財でもある「多宝塔」が建っています。天文五年(1536年)に再建されたもので三間多宝塔・杮葺(こけらぶき、”こけら”という漢字は柿(かき)という文字に似てますがつくりの上部がが鍋蓋ではない、ただしPC文字上でフォントサイズが小さいと同一にしか見えない)が室町末期の特色です。

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正面の本堂は天正四年(1576年)に前田利家によって再建されたもの。前田利家ってあの加賀百万石藩主の?そうなんですよ、利家はこの荒子土豪の家に生まれ、北陸・加賀の國を所領として与えられるまではこの寺の近くに「荒子城」を構えていたとされてますね、知らなかったぜ。

延宝から貞享年間(1673-1688年)にかけて円空が何度かこの寺を訪れ、山門の仁王像をはじめ1200体を超える木彫仏像(円空仏)を残したらしい。全国で確認されている円空仏・5374体のうち1/4以上がこの荒子観音にある…ってスゴいですねえ。

一説によると円空は先ず檜の大木で仁王像を制作し、その残った材で諸像を彫ったとされています。そして寺の各所で使われた木材の端材までも用いて木端仏や千面菩薩を作ったって話ですよ、なんかもうとり憑かれたようにその作業に打ち込む姿が想像できますね。以前版画家の棟方志功さんが作品制作をする様子を捉えたフィルムを見たことがありましたけれど、感情やエネルギーの発露を一瞬でも逃さないように、インスピレーションの出力を最大限に集中し、狂ったように版木を彫る姿に感動した憶えがありますが、きっとソレに近いものが円空にも生じていたのではないかなぁなんて思ったりもします。

仁王像で気をよくしたボクは「さあこれで円空仏をたっぷりと堪能できるぞ~」と意気込んだわけですが、残念なことにそのように安易な予測は見事に打ち砕かれたわけです。なんとその拝観は毎月第二土曜日の午後1時から4時までに限定されていて、普段は客殿で大切に保管されているそうな。
公開日には境内で円空仏を彫る体験教室も開催されているというから、もういちど足を運んでもいいかな~って思います。ただしシゴトはサボんなくっちゃならないけどね。

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本堂には釈迦如来と大黒天の二体が鎮座されているけれど浄財(いわゆる賽銭箱)の脇には賓頭蘆(びんづる=釈尊の弟子で十六羅漢のひとり)の木像が置かれていた。撫で仏とも呼ばれていて、自分の患っているのと同じ木像の部位を撫で、その手で自分の患部をさすると病が治癒する…なんて民間信仰なんですけどね、ボクの場合は脳ミソ以外では目と足と腰かなあ、でも足と腰は触れない位置なのでムリでした。なのでとりあへず賓頭蘆さんのアタマを撫でてテメーのカラダにタッチしておきました。さて効果のほどは如何でしょうか…。

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奥にある本坊も少し拝見してきました。僧侶のプライベートな空間のようなのであまりウロつくわけにはゆきませんでしたが、こちらも古を感じさせるものがたくさんあってなかなかに鄙びた風情なのでありました。
サスガに前田利家菩提寺だけあって格式高い寺院であります。年末年始や縁日などでは大賑わいとなるようですが、やはりこうして人っ気の少ない日にゆっくり参拝するのがスキです。
で、円空仏の木彫体験教室ね、真剣に考えちゃおーかな~なんて。

Ernst Leitz  M-ROKKOR 4/90,  MINOLTA  M-ROKKOR 2/40, 2.8/28 @ SONY α7




浄海山 圓龍院 観音寺(荒子観音
愛知県名古屋市中川区荒子町字宮窓138
TEL=052-361-1778

でらうみゃ~でかなわんわ(46)

噂のにゃごやモーニング その27 「 カフェド すずらん

真心の手作り『水ようかん』


土曜日、快晴の朝、ただしシゴト。
いつもは春日井の「ボンフール」さんでモーニングをいただくのだけれど、たまには近くの喫茶店で新鮮な経験もしてみたい…な~んて浮気な虫が騒ぎ出して立ち寄ってみたのね。

冬はお店の前を通りかかると街灯もない真っ暗な中にポッと店内照明が燈っているのが見えたものだし、例の黄色回転灯も光っていた。
けっこー早くからやってるじゃん…と思っていたけれど、GoogleMapの案内では営業時間や休日は不明のまま放置されている。
だから完全にアテにするのはリスクが大き過ぎるので、まあやってたら寄ってみよう程度のキモチでクルマを進めるのだな。

時刻は五時半ちょっと前、おぉ~やってるやってる!幸いなことですね、さっそく入ってみましょうか。そしてそこはごくフツーの喫茶店なのであった。入って正面がディシャップカウンター、左右に分かれてビニールレザーのソファ席がいくつか。
カーテンではなく白いブラインドってところがムカシにしてはおしゃれだったに違いないし、ペンダントライトも角形の今風で「 カフェド すずらん 」と名乗るにふさわしいけれど、アズキ色のフェイクレザーが奢られたソファがやはりちょっとだけ昭和ちっくかな、でも決して悪いシュミではないと思います。

面白い(と言ってはシツレーかも知れませんが)店名が「カフェド すずらん」なのでありまして「カフェ・ド・すずらん」でも「Cafe de すずらん」でもなくドドッと続けてカフェド…となるところがユニークなのであります。きっと創業者殿…もしかしたらというか多分なんですけど、こんな早朝から頑張って営業しているおねーさま(かなりな御歳であることは間違いないようですが)ね、その方の思いが込められているのかも知れません。
さてオナカもすいていますしよけーなことばかり考えていないでサッサとオーダーしましょう。というかコチラのお店もメニュー表というものがありませんでした。
きっとランチタイムにはそうしたものがあって各テーブルにセットされるのでしょうけれど、愛知県ナゴヤに来て知ったことはそれぞれの喫茶店に近隣のシルバー世代固定客がいて、まるでガッコーにでも通うようにオトモダチとの会話を楽しんだり、ママあるいはマスターとの情報交換のために集まってくる…という図式なのだな。そしてそこで注文するものは決まってコーヒー…つまりトーストや茹で玉子などがサービスされるモーニングなのよね。つまり選択するメニューなんぞは必要ない…ってことなんでしょうか。個人の喫茶店ならお店にとっても客にとっても都合の良いシステムなのかも知れません。

初めはビックリしましたけれど最近はそーゆースタイルに慣れました。いつもの「ボンフール」さんでもそうであるように、席に着けば黙っていてもホットコーヒーがオシボリやヒヤタンと一緒に出されるし、ボクが使わないミルクやスプーンはソーサーに乗っていない…ということがどれほど心地よいかってことなのですね。
そして客とはカッテなもので(う~んボクだけかも知れないけれど)けっこー放っておいて欲しいというか、テメーのオペレーションのために喫茶店を利用しているんだからあまりツッ込んで欲しくない…というところがありまして、本当にテメーカッテなわけですが、これはもうどーにもなりませんね、そのフリー加減がお店の価値といいますか、気に入るか気に入らないかの分かれ目なのですね。
まあ気に入る気に入らないは提供されるコーヒーのお味とかトーストの質など非常にセンシティブな問題も孕んでいますので、こんなエロおやぢが指図すべきことではありませんけれど、概ねナゴヤの個人喫茶店はそうしたファンクションはクリアしているのではないか…と思っています。

さてこちらのモーニングは如何なものでしょう。メニューが無いので「ホットコーヒーで」とお願いするとトーストの種類を尋ねられました、バター・ジャム・小倉…などといったスタンダードなものですが、このところシナモンや小倉などが続いていたせいか「たまにはジャムもいいかな~」ってことでソレをお願いしたのですが、出てきたものはフツーのバタートーストでした。
ボクはなんだかそんなつまらないことにクレームをつける気になれなくて、まぁいっか~テキなスルーとしました。ベツにいいんです、おねーさんもご高齢でポカも多くなりがちでしょうし、大した問題ではありませんから。それよりも提供された皿にはトーストと茹で玉子の他にバナナも持っていますし、もうひと皿が供される訳ですよ。因みにコーヒーのお代金は税込み¥350です。

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MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

あら~スゴいじゃありませんか、生フルーツがいっぱい乗ってますね。その他にヅメカンの黄桃やミカン、そして最初はゼリーと思った(ナゴヤのヒトはゼリー好きみたいでそれを採用している喫茶店が多い)のですが、これななんと『水ようかん』だったのです!
手前の黒っぽいものが小倉、トナリの赤いものは?なのですけれど、やっぱり美味い。既製品でないことはひとクチ食せばスグに判ります。あぁ~美味いじゃありませんか、生フルーツもたくさんのヅメカンフルーツも嬉しいけれど、こいつにトドメを刺されたカンジです。

ほんの少しの量しか添えられていないのにインパクトは絶大。何故にこれほどまでにインプレッシプなのかと言いますと、やっぱりそれは”手作り”のチカラとでもいいますか、おねーさんの真心がこもっているからなのでしょう。
コーヒーの味そのものにキアイを入れるヒト、トーストに並々ならぬコダワリを持つヒト、フルーツのカットにただならぬ技術と伝統を持ち込むヒト…世の中にはいろいろあるけれど、全て人間の手による作業といいますか、ヒトに温もりを伝える・感じさせるものなのであります。

この『水ようかん』もそのひとつなのでしょうね、コーヒーもトーストも生&ヅメカンフルーツ美味しかったけれどボクはこの『水ようかん』に一番カンゲキしました。
「何だよ~、肝心なコーヒーやトーストの話じゃないのかい…」とガッカリするだけでなく、たかが『水ようかん』でジクジクと駄文を連ねるなんていーかげんなオトコと思われるかもしれませんけれど、それはコーヒーやトーストのレベルの高い愛知県だからなのでありまして、そうしたファクタを全てクリアした上での話として捉えて下さいませ。

おねーさんに営業時間や休日のことをお伺いしました。GoogleMapにもその旨を情報提供してあります。いちおーローカルガイドとしての役割は果たしているつもりであります。
ただ、おねーさんは「ときどき寝坊しちゃうんですよね。だから慌てて忘れることもあってねぇ黄色の回転灯が回っていなくても店内の明かりが点いていたらオッケーだと思って寄って下さい」そして「終わりはいちおー五時にしているんですけど、その直前でも来店していただければ営業を続けますから」とも仰っていただいた。
素晴らしいじゃありませんか、商売とか経営者とかそーゆーコトじゃなくって、人間としてあるべき姿を示していただいたような気がする。立地条件や店舗の優位性などをものともせずにずっとこのお店を続けておられるのは、こうした基本的な生き様の違いなのだろうか。単に美味しいとか心地よいなどといった要素だけでなく、ココロの底にあるものに引き寄せられるお店なのかな。もっと通いたいのですけれど。


カフェド すずらん
愛知県あま市森山弁才天69-1
TEL=052-441-7682
ACT=5:00-17:00 水曜定休


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ガード下


ってねえ、呑み屋の話じゃありません
シゴトを終えての帰路です
強い風がビュンビュン吹き荒んでおりますが
高速道路のガード下の植物たちはたくましく生きています
なんかちょ~つまんないフォトですが
ボクとしては日常のワンシーンとして
記録しておきたい瞬間でした


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SIGMA  A013 2.8/30 DN  @ SONY NEX-7

真夏の果実がステーキに

ビーフひとくちステーキ定食@四六時中

小牧市でモーニングをハシゴしてその近くの寺社巡りも無事完了、さああとは昼めし喰って食料品などのお買い物をして帰るだけだ。宿舎に戻るルートからゆくといつものショッピングモールだな…と津島市の商業施設に立ち寄った。
「ヨシヅヤ」さんは愛知県とその近隣県でいくつもの店舗を展開するスーパー(もともとは戦後津島市に開業した義津屋呉服店)なんだけど、津島はその発祥の地なので本部が置かれているし、施設も同店最大規模のショッピングモールとなっているのよね。

大きな商業施設の多くがそうであるように、フードコートがあったりいろいろなレストランやカフェもテナント参加している。最初は例の「スガキヤ」さんにしようかと思ったのだけれども、朝食が麺類だったし…笑えますねえ~朝から『鉄板焼そば』ってさ…なんだかゴハンものをガッツリ喰いたかったのだ。
それにボクは先日からなんだかヤキニクが喰いたくてたまらなくなってるんだよ…って、あるじゃん、なかなかに都合のよさそーなお店が。ただしボクがあまり好まないジェネラルチェーンのようですね、まあたまにはこのテのお店もお手並み拝見ってカンジでいいんじゃないの?なのです。それにしてもデパートにムカシよくあった「大食堂」みたいな品揃えですな。
そんな中で注目したのは熱々鉄鍋提供の定食「グリルサークル BEEF」ってシリーズものですよ、いっちょ入ってみますか。お店のナマエは「四六時中」…ん?ドコカで聞いたセリフだけど。

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INFOBAR A03

サビの部分に登場する「四六時中も好きと言って」というコトバが印象的な歌はサザンオールスターズの「真夏の果実」という曲ですね。1990年にリリースされたこの曲は桑田佳祐氏の作詞作曲だけど、氏は時折こうした古風な表現をその歌詞に織り交ぜることによって新鮮で印象的なのにナゼかほっと安心できる日本語コトバを紡ぐのである、やっぱり天才ですな…おっとっと~脱線ですよ、元へ。

メニューには『ビーフひとくちステーキ定食』というものがあって、これならヤキニクの親戚みたいなものじゃん!てワケでお願いすることにした。とにかくガッツリいきたかったのでウェイトレスのおねーさんに「追加料金を払ってもいいからニクの増量はできるのか」と問えば、案の定ダメみたいで残念だったのね。まあ個人店じゃないんだし、POSシステムにそーゆー設定がなければムリってもんです。どーしても大量に喰いたけりゃ2つ頼めってことですな。

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

固形燃料で加熱されている鉄鍋が運ばれてきました。上にはたっぷりのフライドポテトをはじめとしたガロニ、コロコロカットのビーフ、大葉&大根おろしが載せられて「早く喰え!」と催促しています。
本来は添付のオニオン醤油ステーキソースみたいなやつをジュ~ッ!と回しかけて食すのでしょうけれど、そうするとイッキに火が入って後から食べるニクがウェルダンになってしまうんですよね、だからボクはジクジクと焼きながらそのソースをつけて食すわけです。
おっと、けっこー美味いじゃん!コレって。欲をかいて肉ダブルみたいなことを考えたけれど、税別¥1090でこの量とお味なら上等です。あ~ノーマルにしておいてよかった。もうそーゆー齢じゃないんだし、やっぱり量より質ですよ。
その質に関しては多分オージービーフのもも肉って感じですかね、柔らかさや香りを楽しむカテゴリよりも弾力や噛み応えとその旨味を愉しむ部類でしょうか、でもそんなに悪くありません、フツーに美味しく食事を終えることが出来ます。

ところでこの「四六時中」さんはイオングループが運営するレストランなんですね、ヨシヅヤさんからすればライバル関係の関連企業なんでしょうけれど、こーゆーご時勢ですからそんなこと言ってられないのでしょうか。それともお互いに得意分野で利益を担保し合う戦略なのか、難しい世の中になっています。




和ダイニング 四六時中
https://www.aeoneaheart.co.jp/
愛知県 津島市大字津島北新開351番地 ヨシヅヤ津島本店1階
TEL=0567-23-7306
ACT=10:00-21:00 無休


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お買い得品ねぇ…

そのヨシヅヤさんで食料品を購入します
例によってレジ脇のシマにはお買い得品が陳列されてましてね
この日はポケットラジオです
でも「午後」しか受信できないラジオってお買い得とは思えないんですけど









野生のカメみつけた

現在造成工事を行っている現場は春日井市の郊外にあります。地元の樹脂製品製造企業が本社と工場を新築するのでかなりな面積になっていますけれど、元々は水田や畑地だった場所なので、自然は今でも豊富に残っているのでしてね。
毎日朝ゆくとキジがケンケン鳴いてますし、野鳥やスズメ・カラスもたくさん飛来してはナニかしています。湿地や用水路があったことから水生生物もたくさんいましてね、先日はザリガニを捕獲しました。マムシなどのヘビ類もけっこーいます。

SIGMA  A013 2.8/30 DN  @ SONY NEX-7

そんな折、改修中の排水路わきで一匹のカメを見つけました。冬眠から目覚めたら土木工事が始まっていて、昨年までのサンクチュアリが消失しかかっていることにショックを受けていました…ってねえ、カメがそんなこと考えるハズはないでしょ!なんですけど、なんか様子がヘン…くらいには感じたかもしれませんね。

甲羅の表面にある三本のキール、腹側の文様から「クサガメ」さんなんじゃないかと思います。甲羅の長さが15~16cmほどですから未だ若いオスのようです。

SIGMA  A013 2.8/30 DN  @ SONY NEX-7

泥で汚れたカラダを洗ってやりましたが「クサガメ」の名の通り若干の異臭を発するところが笑えます。しばらくするとにゅ~っとクビを出して周囲を見回し、のそ~っと歩き出すわけでして。
このカメさん、このまま放してやってもいいのですがいずれ消失してしまう自然なのでありまして、元請けのカントクさんが持ち帰って庭で飼うと主張しております。

でらうみゃ~でかなわんわ(45)

噂のにゃごやモーニング その26 「 カフェ&ダイニング グリーンハウス 」

『パフェ』を朝食に

しばらく前に夕方の地方(ナゴヤ)民放番組で「我が街のイチオシモーニング」みたいな紹介をするコーナーを視た。スギちゃんとか云うあまり芸のないヒトがそのメインパーソナリティーで進行するのだけれど、小牧にある喫茶店を巡ってモーニングのアレコレを伝える段で『自家製ロースハム』を食しては「弾力のある食感が…」とか『黒蜜わらびもち』では「味付けがしてあって…」などとバカコメントの連発。もう食レポやめろ!って思いましたよ、カラダがデカいだけで芸もないオトコってみょ~にハラが立つんだよね、あのカスガっていう三流芸人と一緒さ。

なんだか脱線っぽく見えますが、ジツはその番組で知った人気モーニング店がこの「グリーンハウス」さんだったのですよ。モーニングなら”一宮”って思ってましたけど、なになに小牧もヤルじゃん!てなところです。
それに小牧ならいつもシゴトで向かってる先なんだからチャンスはきっとあるよね~なんだけど、開店が朝8時ってのがネックでずっと行くことができなかったのよ。ところがようやく訪れた平日の雨休工…やったね!やっと実現だよ、あの店とこの店のモーニング…ってことで「喫茶メロディー」さんとこの「グリーンハウス」さんでハシゴモーニングとなるわけだ。
日曜日などの休日にはウェイティングが当たり前くらいの人気らしいけれど、さすがに雨の平日は落ち着いた店内だった。窓際の席に腰をおろすとBGMのJazzVocalが優しく耳に届いてくる。雨の景色を見ながらコーヒーとタバコってなんだか落ち着くんですよね…って、こちらのお店は分煙になっていて、入って右が禁煙席で左が喫煙可となっているのです。

さてさてモーニングです。喫茶メロディーさんで『モーニング焼きそばセット』を食したあとなのでヨユーです、ガツガツしてません。そしてこちらはなんと20種類ものモーニングセットが用意されてましてね、フツーなら迷っちゃうところなんでしょうけれど、もう出かける前からパフェのモーニングセットって決めてましたからね、食後のデザートみたいな妙もありますしイッパツで決まりです

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

お願いしたモーニングセットは『和風パフェのモーニング』です。トッピングは小倉あんと抹茶シロップです、もう問答無用の美味しさであることをここで語る必要はありませんね。ただパフェと云ってもアイスクリームが使われているわけではなく、シリアルの上ににゅ~っと絞り出されたソフトクリームがその主体となっているのであります。

それでも「朝からパフェってさ、オマエ頭おかしいんじゃないの?」と思うでしょ、ところがちょっと発想を変えるとコレもリッパな朝食なんですね。下部に詰められたコーンフレークはシリアルの一種、ソフトクリームは高濃度乳製品、小倉あんはアズキのグラニテ…もう朝食のスタッフとして通用するやつらばかりじゃありませんか。
抹茶風味のソフトクリームをしばしねろねろナメたあとに全てをミックスしていただけばもう…てなもんです。そして冷たくなったクチの中を温かいコーヒーで諫め、再びひんやり甘いミルク味のシリアルをザクザク食せばシアワセになるということですよ、あぁ反則ワザの連続攻撃ですが後ろめたさは一切ありませんです、はい。

春の肌寒い朝にパフェは如何なものかとは思いますけれど、梅雨時や盛夏のころならばきっとこれに勝るものはないでしょう。ボクの場合そんな季節には多分こいつを食すことは出来ないんでしょうけれど、こうしたものを知ることができたのはシゴトとは云えナゴヤ出張があったからなのでありまして、それは本当に有難いことだと思うのであります。人生って面白いですねえ、どこでどんなチャンスが転がっているのか判らないんですから。
単なるハナシのタネじゃなくって、この『パフェのモーニング』をしっかり楽しんでみましょう。


カフェ&ダイニング グリーンハウス
愛知県小牧市桜井本町144
TEL= 0568-77-9968
ACT=8:00-17:00 無休




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具徳山 妙蔵寺

元亨4年(1324年)の鎌倉時代に創建された日蓮宗の寺院です。本堂などはコンクリート建築ではあるものの、伝統的な木造建築に比べて年間の火災保険料や設備維持運営費が低コストで済み、安全性が優先される現代の寺院運営の在り方として注目されているそうです。

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MINOLTA  M-ROKKOR 2.8/28, 2/40  @ SONY α7

さてその御朱印です。何故に二枚の御朱印を並べてあるのかと言いますと、ご覧の皆様に「間違い探し」をしていただきたくて…ってのはウソでして、違う「印」が押された御朱印なのです。
もうお判りですよね、左下に使用されている印です。左側が角形であるのに対し右側は円形です。そしてこの二種の御朱印を入手したいきさつはこんなことがあったのですよ。

本堂にお参りしたあと庫裡に行き御朱印拝領の希望を伝えると住職殿は外出中のため「書き置き」での対応になるということでした。これはよくある話なので残念ですが仕方ありません。せっかく雨の中を参拝したのですから手ブラで帰るのもナニですし、¥300をお納めしていただいてきました。

その時に「参拝と御朱印をお渡しした方に差し上げているものです」と蓮の花弁型の色紙に仏様のお言葉を手書きしたものが数種類あり、その中の気に入ったものをお持ち帰り下さい、とのことでした。う~む、このようなお心遣いは初めてだ、有難いことです…と一枚頂戴しクルマに戻ったのです。

さて次の行動は…カーナビゲーションスマホをいじっていると窓をコツコツ叩く音がする。何事かと思い外を見ると法衣を召した僧侶がカサをさして立っていて
「只今外出先から戻りました。御朱印の件を聞きましたが、お車のナンバープレートを見ますとずいぶん遠方からお越しになられたようで、せっかくですから朱印帳に直筆の朱印を書いて差し上げましょう」といった趣旨のことを仰るわけです。
そんな~ボクごとき者に左様なまでの情けを…と思いましたけれど、図々しいエロおやぢはアッサリそれを受け入れてしまうわけですよ。その方が妙蔵寺でご住職をなさっておられる太田さんなのでありました。導かれるまま庫裡に戻り、しばし御朱印を書き終えるのを待つわけですが、その間に温かいお茶をご馳走になったり、暖房器具に火を入れてくださったりと大変な気配りようなのでありました。本当に消え入りたいくらいの有難いキモチでいっぱいになりました。

さてご住職が朱印を書き終えてお持ちくださり、それが「書き置き」とは違うこの円形の印が押された御朱印なのでした。
この円い印は江戸時代ものでずいぶんと長きに亘って使用されてきたため突起部がスリ減り、陰影が淡くなってしまっているため普段は使用しないものなのだそうです。お見せいただいた印は木部の一部が欠落するほどに使い込まれ、このお寺の長い歴史を感じさせてくれるものでした。どうせなら図々しいついでにその印も撮影させてもらえばよかったなぁなんて今になって思ってますけど、まあその場のフンイキってものもありますし。
同じ寺院の御朱印でこのように二種類のものを所有しているなんて、なんだか有難いを通り越して恐れ多いような気もします。そして日蓮宗らしく南無妙法蓮華経の文字、その一部が龍の眼と姿になっている様子など、単に丁寧で達筆なものとは違う「念」のようなものを感じます。無学で鈍感なエロおやぢなので宝の持ち腐れといいますか、ネコに小判テキな例になってしまうかも知れませんけれど、大切に大切に心のよりどころとして傍らに置いておこうと思っております。

ポラのフォトはその時の蓮華花弁形の色紙と、御朱印の墨とり紙として使われていた美しい和紙です。源氏物語の一節のように雅な日本画が印刷されており、フツーならただの半紙(新聞紙のお寺もある)なのに、このようなところまで大切にされている姿にカンゲキなのであります。雨休日にもこんないいコトがあった、ってお話。
あ…因みに当家の菩提寺日蓮宗です。南無妙法蓮華経


具徳山 妙蔵寺(みょうぞうじ)
http://www.myouzouji.net/
愛知県小牧市南外山285番地
TEL=0568-76-3934

でらうみゃ~でかなわんわ(44)

噂のにゃごやモーニング その25 「 喫茶 メロディー 」

コペルニクス的転回『モーニング焼きそばセット』

前夜からけっこー激しく雨が降っていた。夜が明けても雨脚は変わらず、フツーならお出かけするにはキビシいものがあるけれど、ボクはちょっとるんるんでクルマに乗り込むのだな。
そうなんです、やっと”あのお店”に行けるんですから。朝7時開店、日曜休みとくれば平素の利用はムリってもので、こうして雨でシゴトが休みとなった平日が唯一のチャンスなのですな。

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開店に合わせて行くとなるとちょうど通勤ラッシュの時間帯、しかもその雨のせいかものすごい渋滞なのですね。そして小牧市にある「喫茶 メロディー」さんは運輸倉庫や工場がたくさん建ち並ぶ商工業地区にあるので、周囲を通行する車両は大型のカーゴトラックが非常に多いところに通勤車両が流入するのだからたまったもんじゃないのね。
やっと到着したお店は雨の平日ってことで先客はシルバー御一名様だけだったけど、モロに昭和レトロな店内と静かに流れるクラシックが妙に心地よいのだな。
厚い雨雲に阻まれて薄暗い外を眺めることのできる窓際に腰を下ろした。窓枠を利用して置いてあるテーブルセットは素っ気ないステンレス製灰皿、赤いガラスのシュガーポット、干支の爪楊枝入れ、ピンクヘッドのソース注し、市販容器モロの七味唐辛子と食卓塩…少し色褪せたモーニングPOPがいい感じにこのお店のフンイキに溶け込んでいる。

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モーニングサービスのセットは三種類あってドレも¥350だ。「ロールセット」はポテトサラダ&みかん缶を挟んだロールパン2ケにフルーツが何種類か入ったスフレ容器とコーヒー&茹で玉子。「サンドセット」はポテトサラダ&みかん缶のサンドイッチとジャムつきヨーグルトにコーヒー&茹で玉子。
そして本日のターゲットは「焼きそばセット」で、何と鉄板焼きそば!にコーヒー&茹で玉子と云う驚きのモーニングなのよね。

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

さすがに動物性タンパク質は入っておらずキャベツとミックスベジタブルだけではあるけれど、ピリッと辛く味付けされたソース味のせいかとても美味しくて(ニク入ってないじゃん)なんて不満は一切感じないのです。真っ赤な紅生姜がキワモノ的アクセントのヴィジュアルだけど、お味はごくスタンダードな領域。ただし鉄板提供というスタイルでサービスすることで、従来の朝食という概念はコペルニクス的転回で崩れ去ってゆくのだな。いいじゃないか、コレもアリだよ…しかも美味いんだし、量だってフツーに一人前なんだからさ。
それにしてもコーヒーが美味しいなあ、もう一杯いただきたいけど、平素は時間的に無理な喫茶店をもう一軒巡ってみたいのでここまでにしておきます。

ポツリポツリと集まってくる常連さんらしき方々はやはりシルバー世代なんだけど、中に一人だけ若いお嬢さんもおられまして「あぁやっぱりこーゆーお店がスキな若いコもいるんだなぁ」と改めて思った次第。いいシュミしてるね、おねーちゃん。

お店の前には道路を挟んで祠のようなものがあったので、いったいナニなのかと店主殿に訊いてみると「弘法さんだよ…昔っからあるんだ」という答えが返ってきた。ふう~ん、なんだかお店の外観とのコントラストが面白いですね。

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喫茶 メロディー
愛知県小牧市入鹿出新田766-3
TEL=0568-73-8915
ACT=7:00-18:00 日曜祝日休 その他不定休あり




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法栄山 妙林寺

応永二十三年(1416年)に創建した日蓮宗のお寺です。

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「こまきの大黒さん」として有名みたいですね。境内には身長4.5mの大黒天石像がありますが古いものではなく、正直あまり有難いものを感じませんでした。本堂には山号額もなく、雨も強くてフォト撮影もなんだかヤル気の起きないものでしたから、御朱印をいただいてトットと次の予定行動に移行です…ごめんなさい。
それにしてもコチラさんの御朱印、とっても個性的で面白いです。


法栄山 妙林寺
愛知県小牧市中央6丁目272番地
TEL=0568-77-0414