執念の焼き秋刀魚

たこめし」の特大ホームランに酔いしれているヒマはなかった。パンク修理にバッテリー交換と生活必需品であるクルマの手当をしなければならなかった昨日なのだ。

 しかしソレも午後の早い時間にカタがついたので「どれ、食べ逃した秋刀魚でも買って帰るか…」と外気温30℃の道を走る。
時折通りかかる肉屋の軒先には“とんかつの日”と看板が出され「そうか!トンカツもいいよね〜♪」とかなりグラついたのもジジツだ。
その店は“餃子の日”“叉焼の日”と云った具合に、自家製の商品を日替わりで安く提供しており評判もナカナカのものがある。
ボクも一度トンカツは試したコトがあるが、質の良い大判豚ロースは大変美味しく、また揚げたてのサクサクを渡してくれるのがたまらなくいーのね。
 「違うっ!今日はナニがナンでもサンマなのだ」トンカツに傾く邪念を振り払い、一路スーパーの鮮魚コーナーへ…
ところが数日前までは一尾¥98だったのに昨日はなんと¥128で「ゲッ、損したじゃん!」と一瞬思ったのだが、よく見ると秋刀魚は一回り大きなLLサイズ、ウ〜ムなるほどコレならオッケー♪
 先日の秩父オフで購入しておいたスダチもストックにあるし、アトは大根だけあればよろしい。
焼きあがった秋刀魚にスダチ果汁をジュ〜ッと搾り、大根おろし大野紫
嗚呼、美味しい秋がやってきたのねー

(19)まるさ納豆『静岡県産』


 大豆の品種は登録されているものが60種余と意外にたくさんあるものだ。
この納豆は静岡県内産のフクユタカを使用して納豆にしているが、そのフクユタカは高タンパクで元来豆腐に向いた大豆であり、納豆用は別に8種類ほどが多く用いられているという。
栽培面積は福岡県が全国一位でナルホド名前の由来はソコなのね…と合点がいく。次いで隣の佐賀県をはじめとして九州全般が上位に食い込んでいる。静岡県はちょうど中位くらいで何でも真ん中・中庸を好む県民性に一致しているのが面白い。
悪く言えば「先陣をきっての行動はしたくないが、ビリもヤだし〜。目立たないようについて行って東西ドチラに転んでもオッケー」テキ中途ハンパな性格であり、ボクの好むトコロではない。
 しかしなにも納豆にそんな攻撃テキな性格を持たせるコトもなく、フツーにマジメに作れば美味しい納豆が出来上がる。
まるさ納豆さんの「静岡県産」もそうした穏やかなものを感じさせる味に仕上がっており、伊豆の天城天然水のようなおおらかさがある納豆なのだ。



有限会社 まるさ食品
http://www.izu-marusa.com/



今朝の富士山

2008.09.27. 08:04 @Fujinomiya-City