すもも

すもも

すもももももももものうち

「素股も腿も股の内」なんて昔から言いますけれど…って誰だいそんなお下品な話をするのは、それに違ってますよその例え、正しくは「すもももももももものうち」でしょ!? 要はスモモも桃もピーチのナカマってことなんですよね、確かにそうです。
その「すもも」ってやつがムカシから好物のエロおやぢなのですよ。桃のように強い香りや甘みがあるわけでもなく、はんなりと優しい香りとほのかな甘みがいいんですね、世間一般ではプラムとかアプリコットと呼ばれています。この梅雨に入る時期になりますとぼつぼつと店頭に並び始めるので、多少お値段が張ってもカゴに入れてしまうくらいスキスキ大好きな果物です。

すもも   MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2  SONY α7

ひとつ困ったことは「すもも」のアタリハズレですね、これが意外に遭遇する確率が高いのです。よいものに当たれば甘酸っぱくていい香りのする「すもも」に恵まれますが、ハズレを引いちゃったりすると、もうめっちゃスッパ~みたいな得も言われぬ感情に苛まれるわけですけれど、まあそれも楽しみのひとつなバクチ的要素があってわくわくしてしまうのですな。
もう少しすると丁寧に栽培され甘くて香りも優雅な高級品種も登場してくるので、いちどくらいは買ってきていただくのが例年のことです。でもフツーはバクチの方を選択してドキドキを楽しむ梅雨時なのですよ。フォトは山梨県で一般的に栽培されている「大石早生」という品種、こいつは運よくアタリでした。
 

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昨年の秋に " カプレーゼ " を食すついでに " アボカドと小海老のクロスティーニ " も作りました。その時使ったアボカドの種を花壇の隅っこに埋め込んでおいてみたのです。
まあダメ元ってやつで、熱帯性の植物なんだからどうせ発芽なんかしないだろうと思いつつ、運がよけりゃ…みたいな助平心もあってそれから半年以上が経過、冬を越しそして春も過ぎたこの梅雨時になって、あれまあ!なんか芽が出てるじゃありませんか。へえ~まさか本当に出るとは思わなかったのでびっくりです。

発芽したアボカド

この先はどうなるんでしょうねえ、発芽したあとの展望もなく、ただただやってみました~みたいないい加減さで到達してしまったこの状況、どちら様かこのあとどうしたらよいかご存知でしたら、ぜひともお教え願いたいと思っております。
 
 



水無月の庭風景  雨後の黄百合


しっかり咲いてくれた King and Princess ですが
前夜の大雨で最後の一輪もご覧の通りです
散った花弁が下に落ちていて
なんだか哀れですね

水無月の庭風景 雨後の黄百合   MIRANDA AUTO MIRANDA 50mm F1.4 ( 8-Elements )  SONY α7