二種の串焼


 餃子にするか焼鳥にするか迷った。
決断のポイントはワインに委ねられ、冷蔵庫で冷やされていた一本の白が
「餃子はまたの日にしてね♪」
と優しく語りかけてきた。
 よし、農民市場へ行こう!先日の売り切れゴメンのねぎまはゲットできるか・・・
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 昨日は比較的早い時間に行ったのでほとんどの商品は揃っていた。もっとも野菜類の棚はすきすきで、コレはアサイチでないとダメなようだ。
 よしよし、ねぎま10本入り¥740は真っ先にカゴへ。
「砂ギモ串もあるじゃん」と最初は手に取ったが、シシトウの鮮度があまりにスバラシかったので戦略の変更を余儀なくされてしまった。
 豚バラ焼肉用と串打ちして塩胡椒で・・・キマリだ。
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 もう少し涼しければ炭火の支度をするつもりだったのだが、暑さがぶり返してその気も失せてしまった。
 軟弱なようではあるが仕方あるまい、エアコンの効いた部屋で冷たいビールをキュ〜の麻薬テキ快感は追求物質を分泌しているようだ。
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 ウマイ!のだ。肉質が違う。
焼縮みもなく、ドリップの滲出もほとんどない。弾力と旨みはカンペキ。
困ったものだ、こんなモノを一度知ってしまうと・・・。


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Ch.・テルトル・ド・ローネイ
ACアントル・ドゥ・メール 2006 
白・ED


非常に淡く浅い黄緑色が控えめな輝きを持っている
静謐な森林の冷気にも似た香りが
アプリコットの香気に薄いベールをかぶせている
多くを語るよりも
寡黙であることの美しさを
味方にしているような
知的な静かさに
次の季節を想起する




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ナチュラル・カムフラージュ」


「逝く夏」


Rear View of MEGANE


CONTAX i4R Tessar T*6.5mm F2.8 
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