初冬の八ヶ岳山麓  


前夜の幻想的な光景が目に焼きついていた。
「ちょっと面白い店があるんですが、付き合って頂けますか」とメリーマックの石原夫妻に案内されて行った店は
ショットバー『アル』
夜空にライトアップされた白樺の、唯一無二な風景をカウンター越しにを楽しめるカフェ&バーである。
カウンターのある側には白樺の林が拡がり、反対の北側には八ヶ岳連峰を望むコトができる素晴しいロケーションに位置している。

オーナー氏はポルシェ356とカレラの二台を保有し、奥様も丸目のルポを愛車にしているという無類のクルマ好き夫婦だという。
店舗一階はガレージになっており二台のポルシェが仲良く並んでいた。いきなり写真を撮るのも失礼かと思いとどまったが、次回はもう少したくさんお話を伺いたい。
ボクがメガーヌのオーナーだと知ると
「こんなのも持ってますよ」
と見せてくれたレーシングカーはスポールの所有者なら垂涎の品だろう。

そんなオーナー氏が
「ポルシェの軽も持っている」
と笑いながら話していたので、宿を出発して一番に向かったのだ。
なるほど!エンブレムとCarreraの誇らしげなロゴ、そしてナンバーは911
本人がポルシェだと言っているのだから間違いはない。でもカッテに写真撮ってゴメンナサイなのね。

メリーマックさんで前日に補修をお願いしたモノやカメラバッグの打ち合わせをするために、このアト再び清里に向かう。昨晩下って来た「八ヶ岳高原大橋」は川俣川渓谷を渡る橋で数十メートルの高さに設置された橋梁で、四方をパノラマで望むコトができる素晴しいポイント。
紅葉の頃はものすごいヒトで賑わうのだというが、この時期はクルマもまばらでボクにとっては清々した気分だ。

権現岳,赤岳から横岳蓼科と連なる峰々が一望に。快晴の高原の素晴らしさを橋の脇にあるパーキングから満喫できる。
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メリーマックさんではまたまた話し込んでしまいおヒルを過ぎてしまった。石原夫妻にお教え頂いた「リゾナーレ」という小淵沢にあるリゾート施設にこのアト向かう。

世界的な建築デザインの巨匠「マリオ・ベリーニ」が手掛けたリゾートホテルらしいが、スキーヤーにはこの上ない環境だろう。
写真はホテル本体部分ではなく併設されたモールで、雑貨や衣服といったものから食器やカフェなどのショップが軒を連ねている。夜になればイルミネーションも華やかに美しいストリートが演出されるのだろう。

朝食も遅めだったので午後二時近くなってしまった昼食は少し軽めに、などと思っていたら「清里ハム工房」の直営店があるではないか。
こうなってはもうダメなのね、突入注文は必至でありアトサキのコトなどは純白になり果てるワケだ。
ベーコンのピッツァにベーコンのカレー…知らないよもう、って。
あ〜でも本当に美味しかったな♪







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旅の終わりは精進ブルーラインへ。
峠を越えて精進湖まで下ると美しい富士山の姿。
穏やかな旅の終わりにふさわしいお出迎えをしてくれた。


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Aru=CAFE+BARショットバー・アル)
〒409-1501
山梨県北杜市大泉西井出8240-7785
TEL : 0551-38-8911


RESONARE(リゾナーレ)
http://www.risonare.com/
〒408−0044
山梨県北杜市小淵沢町129-1
TEL : 0551-36-5111


清里ハム工房
http://www.mapple.net/spots/G01900049804.htm
〒407-0301
山梨県北杜市高根町清里3545
TEL : 0551-48-3286
営業時間 9:00〜17:00 (年中無休)