かにめし  

 年末が近づくに従って目にする機会が多いものの一つが「カニ」の広告である。テレビやネットの通販、新聞の折り込みチラシ、DMなど紅い宝箱の写真に溢れ、ヨクボーを刺激する。



 一番美味しい…というよりもスキな食べ方はヒトによって違うようだ。むろんカニの種類によっても特徴を生かす調理方法は異なり話のネタは尽きないが、なんといっても活きたものをボイルあるいはスチームしたものが最大限のポテンシャルを発揮する、とボクはニラんでいるのだ。
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 冷凍の紅ズワイのほぐし身とツユがセットになった「かにめしの素」をずいぶん前に購入してあった。そのまま使っても充分に美味しいのだろうが、どうせならもう少しだけ具を足して…と思いなかなかテを付けられなかった。
「かにめし」なのだから加えるのはカニの肉だけなのであり、そう簡単に処理できないのは経済テキ理由も暗い影を落とすからだ。
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 ソコにちょっとした救世主が現れた。CO-OPの宅配カタログをみていると「ずわいがに脚ボイルむき身・冷凍」
なんて都合がいいのでしょう…と「かにめし」に転用目的で早速注文した。
調理も指定通りにセットした炊飯器に冷凍のカニ脚を並べ、アトはスイッチを押すだけのお手軽クッキング。こんなに楽チンで美味しければ云う事はないのである。
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 炊き上がった「かにめし」だが混ぜなければならないので脚肉はそっと取り出しておき、ドンブリによそったアトでトッピングするようにしてやると見た目も良くなる。
もちろんそのまま崩すようにザックリ混ぜ込んでもいいのだが、滅多にお目にかかれない整ったカタチの脚肉だけに大切に扱っただけのコトではあるが。


文句なしに美味しいですよ♪
頬ばっている間は笑顔がこぼれ「ウマイウマイ」の言葉しか出てこない。
しかし、丸ごと一パイの夢はなかなか脳裏から消え去ってはくれないのだ…。


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一昨日の日没直前
逆風で山頂に向かって雲が舞い上がる 


AF-S VR NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G ED / Nikon D300
2007.12.18. 16:31 @Fujinomiya-City