昨年の12月にオーダーしたカメラのキャリーバッグが完成との知らせをいただいた。雪の心配はあったもののやはり実物欲しさに清里行きを決意する。
現在プロデュース中のイタリアン・レストランではメニュー・ブックの表紙を皮にしようというハナシが持ち上がっていて、石原氏のアドバイスに与ろう思っていたので丁度ヨカッタ面もある。
グローブ皮をメインの素材に使った軽いキャリーバッグ、肩に掛けたままちょっとした取材撮影ができるような形式を望んでいた。
開口部が大きく取り出しやすいカタチ…およそカメラバッグのイメージからは程遠いトートバッグ形式に落ち着いたのは石原夫妻のアドバイスもあってのコトで、ユニークなカラーリングと共にカメラを入れたままクルマを離れても“いかにも”といった外見ではないので車上狙いのカンを狂わせる効果もあるのでは…とほくそ笑んでいる。
が、単なるトートバッグでは機能性に欠ける部分もあり、また重量のある機材だけに堅牢な耐久性への要求も満たさなければならないのだ。
全面に開く大型のファスナーと、迅速なメディア交換を補助するメディア・ポケットも付けて頂いた。この正面反対側にはもう一つの小物入れも取り付けてあり、フィルターなどの小物収納スペースは充分だろう。
内部の仕切りはあえて予め設置するコトはやめておいた。しばらく使ってみてから必要な緩衝材などの配置を決定しようという意図からだ。
石原氏がメールで「隠されたサプライス」があると言葉を添えてあったのはこのバッグの底面だった。
強度保持のためにファイバー紙を皮に重ねてステッチで固定する構造なのだが、どうせ入れるなら…と
『ART-FOODS』
とステッチをかけてある。
通常はメにする部分ではないが、なんてアソビ心のある作品なんだろうと思わず笑みがこぼれてしまう。
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工房に展示してあった面白い作品。
スクウェアに近いボックス状のキャリーバッグ。特殊なモノを入れるためにオーダーされたバッグのスペック違いらしい。
何に使うかは必要なヒトが必要と感じるであろう用途に…というトコロが興味深いではないか。
長期旅行のための化粧ポーチにも使えそうだし、それとも大切な電子メディアのキャリーケースにも向いているかもしれない。
思いもよらないアイデアで活用される姿をぜひ見てみたいものだと思う。
インドの方から毎年贈られてくるという紅茶を頂いた
深い味と香りはコーヒーとはまた違った楽しみがあるが、コレはさらにエクセレント
いつもご馳走様です
メールに添付されていた完成を知らせる石原氏撮影の写真
木立に積もった雪がいかにも清里…
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富士宮の市街地にも何年か振りの積雪がありました。
ボクのメガーヌは初めての雪体験です。
2008.01.21. 07:38 AF-S DX NIKKOR 18-70mm F3.5-4.5G / Nikon D40
