生しらすのゴハン

駿河湾奥の由比漁港ではイワシの稚魚であるシラスを捕獲するしらす漁を毎年3月中旬から翌年1月中旬まで行い、朝6時ごろに出漁し2〜3時間操業する。
カタクチイワシまたはマイワシと時期によって種類の違いがあるし、食味が若干異なるのも楽しみの一つなのだ。

魚屋まで行かなくてもスーパーで手軽に買えるのは静岡ならではのコトだろうか。神奈川でも相模湾で漁が行われていて、旅グルメ番組などでは葉山あたりの料理屋で有名人が有り難がって食すシーンを時折見かける。
一般テキにはちりめん干しや茹でシラスなのだろうが、運が良ければこうした獲れたての生を食すコトが出来るのはやはり地元のアドヴァンテージなのである。
晩酌のアテとしても最上クラスだが、朝食にバックリと頂くというサイコーのゼイタクもアリなのだ。
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あまり凝らずに海苔だけにチカラを借りよう。ワサビ醤油を回しかけ、熱々のゴハンと共に口に運べば無上のヨロコビが拡がる。
イワシは美味しい魚だがその稚魚を食ってしまうワケでなんとも罪なハナシとも思える。
しかし一度この美味さを知ってしまうと「ごめんねイワシ君」と言いつつ眼は笑っているのである。



今朝の富士山
笠雲形成中ってトコでしょうか


2008.04.21. 07:30 @Fujinomiya