棒餃子と鶏手羽中

休日のおシゴトはいい加減に切り上げて夕方はスーパーに買い物へ行った。
おうちCO-OPで冷凍餃子を購入してあったのだが、ちょっとモノ足りないので補う食材を探しに…

地物の野菜はそれほどでもないがピーマンなどの野菜類がずいぶん高くなってしまっていた。ヌカミソに入れようと思っていた茗荷などあまりの高さに購入を断念したほどだ。
たまには違う店で買い物もいいかなと思い、行ってみたスーパーは夕方の混雑も激しく「失敗かも〜」の思いが脳裏をよぎったが、気を取り直して地場産品コーナーへ行くとニラのリッパなヤツがあるではないか。
ウ〜ム、コレは餃子のつけあわせに使うしかないじゃん。短いけれども青々と新鮮で葉肉も厚いニラは一把¥128とレギュラーに比べて安いのも買いだ。
宮崎産赤ピーマンは1ヶで¥198と高値だったが韓国のパプリカが特売されていて@98.これで彩りもカンペキよ♪
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精肉や鮮魚コーナーには魅力的な商品がたくさんあり「コイツもサイコーだぜおっさん、献立は変更しようぜ!」という悪魔の囁きを「ダメダメ!今日は棒餃子ってキメてんだから」と振り払うしかない。
しかしついテが出てしまったのが“手羽中開きイカダ串”なのね。エヘ、例の塩焼か…ビールと…ムフ♪

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棒餃子はまるでシューマイのように肉がたっぷりで、フツーの餃子のような野菜の影が見当たらない。
濃いめに味付けが施されており、醤油などのタレをつけなくてもイケる。パリッとした皮の中から現れる豚肉のミンチが適度な脂肪分を伴ってコチラもビール消費を助長する。
以前に某ラーメン屋で購入してきた“どろだれラー油”をつけて食すと更に旨味が増してスバラシイものであった。

例の塩焼とは清水のスーパーで購入した燻味塩を振りかけて焼く焼鳥のコトである。
かなりヤバイ…巷の焼鳥屋も並の実力では倒産の憂き目にあうだろうくらいの極上焼鳥が家庭で実現するのだ。
調味はソレと胡椒のみ。炭火をおこさずに本当に旨い鶏肉の味を堪能したいならばコレに勝るものはないだろう。
今度は農民市場で朝霧鶏の串刺を買ってきて焼いてみなさい、という新たな目標が設定されてしまった。