選り米『おばこの匠』到着編


昨日の朝食は前夜の残りモノ…とはいっても泣く子も黙るスキヤキなのだ。いや今どきのコドモは残り物かよ〜とバカにして泣きやまないかもしれないが、とにかくこの美味さを知ってしまうとすき焼を二度も楽しめるのだから断然イーのだ。
冷たくなって脂が浮いてしまってはいるがクツクツと煮込んでやるとソレはあの芳醇な香りを発しトロリと美しいツヤが再生し前夜のコーフンも蘇る。若干煮詰まり気味になるところがまたよく、濃厚な煮汁が炊きたてのゴハンにシミてゆく様は見ているだけでヨダレが止まらないのだよ。
えへ、当然タマゴもでしょ…
ガツガツはふはふ貪り喰うのは品がないかもしれないが、イッキに食べないとせっかくの炊きたてゴハンがツユでノビてしまうのね。
きゃ〜っ!ウ・マ・イ〜っ♪
で、思いだしたのが
「そういえば新米当たったんだよなー」

あまりにマがよすぎる出来事に多少のオドロキを感じつつ、宅急便のチャイムがその合図であるコトを敏感に感じ取ったボクなのよ、いひ。
そうココは正々堂々と“宅急便”という固有名詞を使用してヨイのはクロネコが届けてくれたからなのね。某国営放送ではキチンと“宅配便”という一般名詞を使用して特定者の営利に結び付かないようにしているらしいが、まぁそんなコトはドッチでもよくて、結論はコメが届いたのである。
選り米『おばこの匠』か…5kgもあるんだぜ、しかも精米したてなんだなぁ。今年度のコンクールで受賞した秋田の新米を初出荷で届けてくれるというマコトに有難いイベントに当選し、さてどーやって味わうかというジツに悩み深い局面に突入してゆくのである。
おっと、その前に母君にもこのヨロコビをわかちあっていただこうかと、ケチなぼくは5合をカップで正確に計量してビニール袋に入れ、夕方届けたのよー

悲しいコトにトーシローには外見からコメの優劣を判断できる目利きはなく、開けた紙袋からのぞく神々しいお姿になんとなく「あ〜いいコメじゃん」などともっともらしい発言をしてしまうが、ホントのところ見た目にも美しいのである。
割れたり白っぽかったりといった粒はなく、水分を含んだ瑞々しさが伝わってくるような白米なのであった。大切に端正に育てられ、そして愛情をこめて精米出荷する姿が目に浮かぶようなのである。
こりゃいつものようにいーかげんな炊飯ではバチが当たるぜ…と改めて「正しい炊飯の仕方」を確認したボクなのだ。
さて、いよいよ食べるんですねコレ…うふふ〜♪


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