ファルファッレのカルボナーラ風

知らないうちにパスタが数種類手元にあるコトに気づいた。珍しいと思って購入したショートや「夏に食べよう」と画策したものなどもあり…

サスガに極細のカッペリーニだけは来年までオヤスミってなカンジだが、その他はポチポチと消費できるだろう。昨日はその中から蝶のカタチのショートパスタ“ファルファッレ”を選んで料理をしてみた。
キュッと結んだ中央部は厚みもあるが先端部分は比較テキ薄く延ばされているため茹でた時の具合に差が生じる。このビミョーな違いが面白い効果を生みだすのだなぁファルファッレってヤツは。
ツルリと柔らかな外側と、モッチリと硬めな中央部を噛みしめる楽しみもあってとてもイイんだな。

カルボナーラ“風”と表記したのには理由がある。なんとな〜くなフンイキだけでつけたワケではないのね。
本来はクリームと卵黄・パルミジャーノレッジャーノだけで追い込んでゆくカルボナーラだが、これは市販のホワイトソースを使ったのよ。カンヅメはシチューなど大量に使用するトキには必要だが、少人数少量のみといった場合はレトルトの「使い切りパック」が便利だ。
しかも最初からトロミが付いているのでトーシローでも失敗しないところがバッチグゥなのよ〜♪
パンチェッタを軽くソテーして香りが出たら、ソコにレトルトのホワイトソースと白ワインを加え軽く煮立たせ火を止める。
この時点でちょうどパスタが茹であがるようにすると都合がよい…というと難しく思えるかもしれないが、ソテーとソース投入は2分程度で終わるので、しっかり食材を準備しておいて「あともう少しで茹であがり〜」ってトコで始めればよいだけである。
火を止めたフライパンに卵黄とパルメザンチーズ、そしてブラックペッパーを予め混合しておいたものを一気に加え素早くかき混ぜ、クリーミィなゲル状のソースにする。ソコに間髪を入れずに湯切りしたパスタを加えムラなく絡めよう。
温めておいた皿に盛りつけたら、ブラックペッパーを少々ミルして…極上のカルボナーラ風が唾液が溜まったおクチに運ばれるのね。
そう、ヤケドにご注意を。