ボンカレーの全国販売に遅れること20数年、グリコがLEEの名でレトルトカレーを販売し始めたのは1986年のことだ。ライバルメーカーであるハウスやエスビーが次々とレトルトカレーの新製品を市場にに投入する間、グリコはどんな気持ちでソレを見守っていたのだろうか。
やや出遅れたかなと思える中で彼らが選択したのは“辛さをウリにする”ことに特化したレトルトカレーの開発販売だった。
現在同社ではLEE以外にも数種類のレトルトカレーをリリースしているがあくまでもコレが中心であり、また辛さ30倍の製品についてはイヤーモデルを欠かさず市場にお目見えさせるなどヒトカタならぬチカラの入れようなのだ。ちなみに昨年の2007年ヴァージョンは“丸ごと一本青唐辛子入り”というインド人のみならず犬猿の仲であるパキスタン人も真っ青になる大英断でマニアをアッ！と言わせたが、一般ウケせずソレナリの結果に。
本年度ヴァージョンではジョロキアをソースににして別添付する工夫で起死回生を試みたワケなのではあるが、スーパーではイマイチの売れ行きだったようで御覧のように有難いシールがハコに貼られて…
お味についてはコチラ↓の御大が詳述されています。
http://binarydecimal.weblogs.jp/blog/2008/09/post-9990.html
◆江崎グリコ株式会社「 Glico ビーフカレーLEE サイト」
http://www.ezaki-glico.net/lee/index2.html
