欲張りな『茄子とトマトのペペロンチーノ』

農民市場ではナスが5本で¥100と安かったので購入してきたら、その日に到着したCO-OPの宅配には不揃い茄子8本と云うモノが入っていてダブってしまったのである。

ジブンで発注しておきながらすっかり忘れていて我ながらマッタク呆れてしまうのだ。いづれにせよ何らかの料理にして食してしまわないとモッタイナイことになってしまうので冷蔵庫や冷凍庫の探索を開始する。
ホントは「茄子の天ぷらを蕎麦で喰いたいじゃん♪」と思っていたのに出てきた食材はパスタを目指せと言わんばかりのモノばかりで、なんとな〜く釈然としないのだが、まぁいいだろう。キノコ鍋の残り物のエリンギ、肉屋の自家製ベーコン、冷凍してあったタコの足、母君から貰ったミニトマト…おぉナゼかルッコラもあるではないか!


パッと思いつくのはニンニクを刻んで輪切鷹の爪…そう、ペペロンチーノにそれらを突っ込んでしまおうと云う寸法だ。
クリームやトマトのソースも悪くないが素材の旨み香りをしっかり受け止めようとするならガーリックとトウガラシそして塩だけで仕上げるペペロンチーノが一番だろう。
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本来は何も加えずトッピングにローストガーリックとパセコンだけでシンプルにキメるのがペペロンチーノの本懐で、こうしてヤサイのみならずやれ生ハムだの畜肉だ魚介だとイジクリ回すのはあまり関心したものではないが、実際食してみるとあまりの美味しさに「また別の素材でお試しして食べちゃうんだもんね〜♪」とヨロコビに浸ってしまうのだな。
しかし夏野菜は美味いなぁ、パスタもいいけど採りたてナスの甘みや美味しさを知ってしまうとカレーも食べたくなってしまうではないか。オクラやズッキーニ・トマト・ピーマン系…ウ〜ム、レトルトばかり食している身としてあまりエラソーには振舞えないものの、たまには自家製カレーも作ろうよ、とムラムラしてしまうヨルの食卓なのであった。







雨のステイション


逢える気がして


いくつ人影


見送っただろう…






ふと思い出すユーミンの歌


戻ることのできない青春時代は


なぜかこんな日に蘇ってくる




Afternoon,
August 02. 2009.
@Shizuoka-City