漬け込んで焼く『ポークスペアリブ』

肉屋のショウケースを覗き込む度にゴロリと大きくカットされたスペアリブがメに入ってきて、指をナメながらかぶりつく快楽をつい想像してしまうのである。


本当は1インチ角くらいにズ太く切り分けられたものの方が焼きあがったアトもジュウシィで美味しいワケであるが、カタログ注文した宅配冷凍スペアリブは厚み1cmほどにカットされていて「あ〜、やっぱり肉屋で買ってくればよかったなぁ」なのであった。
まぁシカタがない、コレだってスペアリブには違いがないのだからソコソコには美味しいハズである。いつものようにトマトケチャップに焼肉のタレその他をミックスしたスペアリブソースに半日から一日ほど漬け込んで、アトは予熱したオーヴンに放り込んでやるだけである。
焼肉のタレはエバラ黄金の味辛口でなくとも、モランボンでもキッコーマンでも日本食研であってもドコでも構わない。要はテキトーでいいのである。ただお味の大半はトマトケチャップとタレに含まれる醤油やニンニク・胡椒に支配されるので叙々苑の焼肉タレなどといった高級品を用いるイミはあまりない。
混合比率は1:1でいいだろう。多少違ってもあまり影響はないようだし、ボクはソコにいつもブラックペッパーをミルしたものを大量に加えてヒィヒィなスパイシーさに仕上げるのが好みだ。心臓バクバク息も出来ないくらいホットなヤツを好む向きはデスソースを加えてやるのも一興だが、ボクは試したコトがないので無責任にオススメするのはやめておく。
焼きあがったスペアリブはけっこー美味しいものだった。ただこの薄さからくるジュウシィ感の欠如…とはいっても表面は香ばしくナカはソフトに焼きあがってフツーに旨いのではあるが…は如何ともし難く、惜しい労力の使い方をしてしまったカンジである。
次回はやはり肉屋に行って好みのスペアリブを選んでくるとしようではないか。




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Sora



7:14AM, February 04. 2010.