(105)日清焼そば U.F.O.『 カラムーチョ・ホットチリ味 』

やはり夏なのである、次々とカップ焼そばの新製品が登場してくる。
スキではあるが正直そう連発はしたくない…というのがホンネで、ちょっとタメ息をつきつつ購入してきてはストッカーにしまうのである。ところが基本がスキなのでついテが出てしまい「あ〜、今日も喰っちまったぜ」となるのだな。
コンビニの棚に「新発売!」と元気爆発マークのポップと共に並べられていた日清UFOは、なんとあのカラムーチョとのコラボレーションだった。おぉ〜、ついにココまで来たか! しかもお味のイメージだけでなく「あとのせ」別袋までが添付されているというキアイの入った仕様になっている。 

赤いパプリカやキャベツはフリーズドライで麺と一緒になっているのでパックを開けたら添付の三袋を取り除いて湯を注ぐだけである。
粉末ソースはまるで市販の唐揚粉のようなオレンジ色をしていて香りさえそのように感じてしまうのには笑えてしまったが、調味オイルがほとんどラー油のような役割を果たしてくれて既製品スナック菓子のような安っぽさは消えてゆく。
そうラー油と表現してしまったが、サラダオイル系の唐辛子風味なのでペペロンチーノオイルと言った方が正確だろう。湯で戻った麺に絡める作業をしているとぷう〜んと調味料と唐辛子の混じった香りが立ち上ってきてコメカミや額にアセが滲む感覚がある。
そして最後にアルミラミネートコーティングのパックをあけてカリカリのカラムーチョをトッピングするのである。ホンモノだぜ…

焼そばと云うとソース味を真っ先に想起するのはもはや時代遅れかもしれないが、やはりコレは“まぜそば”にカテゴライズされるべきものであろう。もちろんこの商品は旨味や辛味のバランスもよく、突出した強いキャラクターは持ち合わせてはいないもののカラムーチョの特徴的な部分を上手く取り入れて上々の仕上がりになっている。
ただエロおやぢは感覚が旧いのか「なにもポテトスナックをトッピングしなくたっていいじゃん…」と思ってしまい、あとのせなどをせずにビールのつまみにすればよかった…とちょっと後悔したりもしているのである。


日清食品株式会社
http://www.nissinfoods.co.jp/




☆ ひと夏に一度だけ食すにはいいカップ焼そばでしょう(笑) ポチッと応援してね…