もしかしてクセになっちゃったかも『塩焼そば』

そんなコトなんかないよ！と言いつつ、やっぱり「富士宮焼そばってソース味にキマってるじゃん」とコダワっていたのは明らかだった。ソレを証拠にヤキニク塩焼そばなんぞという邪道な焼そばを作り食して以来、なんだかその塩味の美味さが麺の特徴をより引き出しているような気がしてまた喰いたくなってしまうのである。

やはりごくフツーの中華風のレシピが一番シンプルで美味い。ニンニクと生姜のみじん切りを輪切り鷹の爪と共にゴマ油で加熱し香りを立てたら、ソコにヤサイやイカを加え軽く炒める。間髪を入れず麺を投入し少々の中華ガラスープでジャジャッと蒸し上げるように炒めては塩胡椒でお味を調え完成…
あぁエビやホタテそしてアサリなんかもあればリッパな海鮮焼そばになるのになぁと思いながらも「コレはコレでシンプルな美味さがあっていいものなのだよ！」と家人をムリヤリ納得させるエロおやぢなのである。
だよな…オマエはコレを肴にビールさえあれば満足だしさ…というヒンシュク告知を誰しもが感じてもクチには決して出せないのである。わっはっは〜、どーだマイッタかーの美味さなのだからな。
多分フツーに売ってる焼そば麺ならこんなに美味しく感じないかもしれない。富士宮焼そば麺だからこその旨味があって、随分ソレに助けられている感があるのよ。
まあいいさね、ホントに美味しいんだから…