キツネにつままれたような『カレーうどん』の誘惑

昨年末からうどんばかり食していて、もうとっくの徳兵衛で飽きがきていたハズなのに何故か突如として『カレーうどん』が喰いたくなった。もしかしたら南米某国の放送局スタッフがニッポン紹介番組の収録のために行った京都で食していたそれが深層心理テキ作用を引き起こしていたかも知れない。
しかしいつもはカレーうどんと云えば豚肉オンリーで攻めるのに、今回はキツネも入れてみようじゃないの…と思いつき油揚げの味付けなんぞまで自然に準備を始めてしまったりもして(なんでそこまで…)とキツネにつままれたようなキブンなのである。油揚げがスキなのは人間サマだけではなくタヌキやキツネも喜んで喰うらしいが「どうせつままれて作らされるならもっと高級な食材にしてくれお〜」とキツネ様にはお願いしたい。


さて和風ダシつゆにSBカレー粉赤缶を小さじ山盛り一杯を溶き入れ、片栗粉…正確に言うと北海道産じゃがいもデンプン…でトロミをつけて『カレーうどん』は完成するのだな。パ〜ン!と弾けるカレー粉の溌剌とした香りがカツヲだしの醤油味に躍動感を与える。美味い。
意外なのは味付けしたキツネとカレー味ダシつゆの相性の佳さで、ちょっと待てよ…もしかしてコレなら豚肉を入れなくたっていんでないかい?くらいにいーカンジなのである。食感がうどんに近いせいもあるのかもしれないなあ、なかなかに面白い発見をした一杯だった。




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真っ赤なカナメモチに雪





あっと言う間に融けちゃったけど



Morning, January 17. 2011.