和作のトウモロコシはバイカラー『甘甘娘』

ネギやキャベツなど地元で生産しているヤサイの購入には農民市場を利用しているが、先日はそんな中にトウモロコシがたくさん入荷していた。
冷涼な朝霧高原を抱えるこの哀愁のイナカ町郊外にはトウモロコシ畑もけっこーあって、そのほとんどは食用トウモロコシなのだと云う。信州方面に出かけた際に広大な面積に植えられたトウモロコシ群が青空にそびえ立つ姿を見つけては驚いていると「ソレは飼料用トウモロコシだよ」などと説明されて拍子抜けしてしまったこともあるし、そうか…同じトウモロコシでもいろいろあるのよね〜なのである。

まあとにかく富士宮産はヒトの食用なのであって、もしかしたら今まで地元産なんて購入したことはなかったかも…地元産品で未経験のものがあるなんて恥ずかしいことではないのか…と急に過去を悔いるような思いが沸き上がってきては(お〜っし、ココはぜひ一発バージンをを捨てて堂々と明るく生きられる人生をテに入れようぜ!)と購入意欲をムリヤリ盛り上げてみたりもするのであった。
売り場のカゴには二種類のそれがあったので市場の方に訊くと「ドチラも“バイカラー種”で美味しいよ〜」とのことである。そして“朝採り”と表記してある通り切り口は真っ白でみずみずしくヒゲや葉先も生き生きして生命力に満ちたトウモロコシたちなのだ。
渡辺和作さんが出荷したトウモロコシには『甘甘娘』、もうひとつの方は『ゆめのコーン』と品種名が表記されている。う〜むドッチにしよーかなあ…と迷ったが、やはりエロおやぢがチョイスするのは娘のほうがいいに決まっているではないか。

帰宅して葉を剥いてみると黄色とクリーム色がランダムに並ぶトウモロコシの粒が輝いていた。食用の甘いバイカラーはたいていこの組み合わせらしく、黒や紫といった種子が結実するものは飼料用品種に多いらしい。
歯並びには若干乱れがあるものの、平素ジブン用で食すものなら何のモンダイもない。粒が揃っていてキレイに並んでいてもお味に変わりはないはずだし、だいいちそうした品を栽培するために莫大なテマヒマをかけて高値になってしまったものなどボクには用はない。だいたいニッポン人はそーゆー些細なデティールに拘り過ぎて自らのクビを締めているのではないか…あっと脱線脱線、元へ。

てなことで茹でて…正確に言うと蒸したんだけどね、このほうが失敗も少ないし水っぽくならなくて美味しいような気もするし、なんだか栄養価も高そうだと思いませんか?…食してみると、ま〜甘いったらありゃしない!ホントに甘甘娘でやんすね。急にゲスなコトバ使いになってしまうのもムリからぬ話なのであって、もーメロウなキブンに溶けていってしまうエロおやぢなのよ。
シャキッとした歯ごたえとクチに広がる新鮮なコーンの香り、そして(砂糖を塗ったんとちゃう?)とおどけてみせるくらいの甘さが蜜に群がるアリのような姿を強制テキに要求する甘甘娘である。
う〜む普段愛飲している“リキュール(発泡性)-1”などというその他の雑酒系ドリンクでは歯が立たない。やたらに苦味ばかりが前面に飛び出してきては旨みや香りがすっかり隠蔽されてしまう方向に甘甘娘がグイグイと引っ張りこんでゆくのだな。困った娘だぜ、よしよしそれならおぢさんがいーことを教えてあげよう…全身に醤油を塗りまくり火炙りだよ、もう泣こうが叫ぼうが逃げられはしないのさ。何度も繰り返してやるうちにキレイなコゲ色と香ばしい薫りに包まれた甘甘娘はこれまでのサウナ気分でヘラヘラしていた時代とは違って、すっかりオトナのオンナになってビールのお酌も上手に出来るようになるってもんさ。
次回はソレでイキますか…


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元ルーさん
おはようございます!
とうきびワゴンでもバイカラー種があるんですねw(^o^)w 美味しいんでしょうね…それよりあの香ばしい匂いにヤラれてしまいますね(笑)
こちらでも信州の方へ行くと焼きモロコシが売ってますよ。いつも(喰いて〜なあ)って思うんですけどね、なかなか買えません(´▽`*)アハハ
札幌大通り公園のバラですか!四季折々の花がいつもあるステキな公園ですよね〜 あぁ都会のなかのバラ園ってイギリスみたい!