(163) 寿がきや『晩餐館焼肉のたれ味焼そば』

以前はたまに“焼肉のタレ”を自家製したものだった。しかしこのところはすっかりご無沙汰で、多分だけど今後も作ることはないだろうなあ…ってカンジで月日が過ぎている。

原因はお家でヤキニクをしなくなったことと、フライパン調理用のものを…とスーパーに行けばドレにしたらいいのか判断がつかないほど夥しい種類の既製品焼肉のタレが売られているからか。お値段も千差万別で都内の高級某焼肉店ブランドからテレビCMでおなじみのアレやコレ、無名だけれどもなんだかイケそうな韓国料理店オリジナルなどあって、しまいにゃ(みんな一緒だろ〜)みたいに匙を放り投げたくなる気配すら漂う。
意を決してチョイスしてきた焼肉のタレも何度か使ううちに飽きがきてしまって気がつけば冷蔵庫の中に数本使いかけがある…と云う様相はサラダ用の既製品ドレッシングと似ているじゃないか。そんなことならやっぱり自家製したほうがいいに決まっている。実際サラダドレッシングはここ数年全て自家製していて、面白いことにいくら食べ続けても飽きることを知らないしヤサイ嫌いの高2女子剣道部員もボクが作ったドレッシングならサラダを食してくれるのよね。やはり料理にテ抜きは禁物なのである。
そんなワケで少し前に件の使いかけ焼肉のタレを三種類ほど全てミックスしてしまい、そこにすりおろしタマネギやレモン果汁など加えてリメイクしたものは抜群に上出来で、そろそろ“自家製焼肉のタレのレシピ”を固めてもいいかな〜と思えてきた。豚肉の生姜焼のタレはカンペキなレシピで一流だと自負しているけれど、それも完成するまではけっこー試行錯誤したからね焼肉のタレだってきっとあと何年かはかかってしまうだろう。

カップ焼そばにはコラボものがいくつか出ているけれど、どれもスポット商品テキ位置づけが強く長続きしているものはない。いつも失敗しているので(もう定番のレギュラー商品以外は買わないぞ!)とココロに決めていた。しかしタイアップがN食研の看板商品「晩餐館」と聞けば放置できないではないか。しかも同社の“焙煎にんにく”使用ときたもんにゃ焼そば大将もヒッコミがつかないのである。
コクがあって香ばしい焼肉のタレで味付けをする焼そば…おぉっ!これはなかなかイケますねえ。湯で戻す乾麺ではなく生タイプ麺を使っているというアドバンテージを最大限に利用している。前者ではお味のつながりが悪くこう上手くはゆかないだろう。
その「寿がきや」さんも創業50年を迎えているらしい。記念サイトはいきなり大音量で音楽が流れるので注意が必要よ。


寿がきや食品株式会社
http://www.sugakiya.co.jp/




クリック↓↓↓で応援をお願いします






ガチガチに凍った水溜めにジョウビタキの姿が…
乾燥した冬季だもんね、僅かな水分でもこうして見つけてはやってくるたくましさ
渡り鳥にはこんなチエもあるんだな



7:10AM, January 08. 2013.




マイナス5℃の朝
朝陽にキラキラと光るネットは霜のせいなのよ



7:40AM, January 12. 2013.