トマトソースのペンネ・リガーテ

基本はお馴染みのペンネだけれどもコレは表面に溝筋の入ったタイプ、サラリとしたソースも絡みやすいように工夫されたショートパスタである。スタンダードなペンネは濃厚なクリームソースなどに合わせるとツルツルと滑らかな食感でとても美味しいが、こうしたトマトソースのようなサラサラタイプだとリガーテに軍配が上がる。


MINOLTA  AUTO ROKKOR-PF 1.8/55  @SONY α7

パスタ用のトマトソースの作り方って意外にカンタンなんだよね…っていうか、そうしてササッと作ったプリミティブなソースは素材の味が活き活きしていて飽きがこないのよ。もちろんバターは使わず油脂類はオリーブオイルとパンチェッタの脂だけ、調味も塩コショウのみというシンプルこの上ないレシピは作業開始から食事スタートまで30分を要しない。それなのにこの美味しさ!っていったいどーなってるんだろうね、イタリア人の感性にただただ平伏するばかりだ。


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庭の梅、今年も実が順調に育っていますよ
今はちょうどアーモンドチョコレートくらいの大きさ


Nikon  Micro-NIKKOR 4/105  @SONY α7




紫蘭もいつもの場所に
柚子や小手毬の樹の影になって条件わるいんだけど、がんばってるよね


Nikon  Zoom-NIKKOR 4.5/80-200  @SONY α7

中学生や高校生の頃アコガレだったこのレンズ、大学生になっても社会人になっても買えなかった。当時の定価が¥101000って今の貨幣価値と違うからね、そりゃもうフツーのヒトにはとてもテの出せる域じゃない。主に報道関係のカメラマンがNikonFのひとけたシリーズに装着していたんだな、羨ましかった。「いつかは〇ラウン」なんて思ったことはただの一度もないけれど「いつかはニコンの80-200」はずっとココロに秘め続けていたことだ。
現在はF2.8通しでもちろんAF仕様、お値段も相変わらずフツーのヒトは買えない設定だがムリすればなんとか…みたいになっていてプロ&ハイアマ御用達の“大三元レンズ”と呼ばれているらしい。ただし年金ジジイとかが自慢気にD4に付けていたりするのを見るとなんだかムカついたりもする。
この旧式なズームレンズは中古市場でもけっこータマ数は多い、つまり流通価格はかな〜りこなれているのだよ。状態にこだわらなければ野口くん数枚でテに入るものだってある。ボクがヤフオクで落札したものは丁寧に扱われていたもののようで外装・レンズ状態ともにAクラス、なのにナゼか樋口さん一枚ほどでオッケーだったのは運がよかったみたいね。
肝心の写りなんだけど、やはり名作だけのことはある。開放からピシッとくる(現代のレンズには敵わないけど)が、絞れば周辺減光が解消され被写界深度が深くなってゆくだけで解像力を含めた描写そのものにはあまり変化が感じられない。ボケ味もまずまずで、使いやすいレンズという印象。もっとオールドレンズっぽい写りを想像していたんだけど全然違った。それだけこのレンズは優秀だったってことか。