オリジナルチキンと『味わい岩塩チキン』

おいおい…どうしちゃったんだい、ジャイアンツ!開幕はけっこー調子良かったし首位にいた期間もあったのに、このところは敗戦続きでさ昨夜も負けてとうとう6連敗&5位転落の体たらく…なんとかして下さいな高橋君。だけど他球団はともかく阪神と中日…特に阪神ね…に負けると何でこんなにハラが立つのかなあ。
てなワケで面白くもないプロ野球中継のチャンネルは切り替えてベツの番組を視聴するのよね。国営放送はけっこーためになったり知識欲を満足させてくれる番組が多いけれど、民放もBSのヨルならわりにマトモなものが多くてドレを視るか迷うことも少なくない。まあ当然CMってやつも番組の合間に挟まってくるのであって、先日も例のドリンクを飲りながらダラダラしていたらケンタッキーフライドチキンの“初夏の限定メニュー”が流されていた。おぉ〜『味わい岩塩チキン』かい…美味そうだなあ!ケンタッキーもこのところご無沙汰だったので「いっちょ買ってきますか、明日あたり」と購入に走った先日なのよ。


Carl Zeiss Jena  Pancolar 1.8/50  @SONY α7

アラレの入ったコロモがザクザクと快感を呼ぶ食感。そしてマイルドな味わいの岩塩がとてもさっぱりいただけるフライドチキンに仕立ててはいるけれど、奥深い部分のキホンにはやはり『オリジナルチキン』の調味料と香辛料が隠されているような気がする。美味いですよ、盛夏のころに毎年登場するホットチキンが提供されるまで、これならもう一度食したいなあと思う。
都合の良いことにお得な“食べ比べパック”もあって、ドライブスルーで「食べ比べパックのBね!」と注文すれば即アツアツ揚げたてをお持ち帰りすることが出来る。つまりシゴト帰りに立ち寄って帰宅→シャワー→ビール→はふはふ味わい岩塩チキン→ビール→はふはふオリジナルチキン→ビール→はふはふ…という快楽輪廻をトレースすることがカンタンなのよ。で、次回ジッコーはいつ?


ケンタッキーフライドチキン日本KFCホールディングス株式会社)
http://www.kfc.co.jp/




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当家の菜園の片隅にタチアオイがカッテに生えてきて…
と思っていたら、それはどうやら「マロウ」という名のハーブだった
同じアオイ科の植物なので間違えちゃったのね
種子が風に飛ばされてきたのか、それとも鳥が運んできたのか



KONICA  Zoom-HEXANON AR 4/70-150  @SONY α7

そんな自然からのプレゼント「マロウ」をムカシのズームレンズで撮ってみた。資料がないので詳細は不明、製造年すら調べがつかないのはNikonCanonといったメジャーメーカーのように自らそうした歴史を体系的に情報化して公開しているわけでもなく、かといって国民的一眼レフと呼ばれたPentaxのようにちょ〜熱烈なファンが存在し研究の成果をWeb上で披露されることもない。ただ小西六写真工業というメーカーがフィルムはSAKURA、カメラはKONICAというブランドで優秀な製品を大量に生産し、ニッポンのみならず世界中にその愛用者がたくさんいた…ということなのだ。その後コニカミノルタと合併し、現在はSONYに吸収され共にそのブランドは消滅した。
奇しくも取り付けるデジタルボディーは最新のSONY製なんだけど「オレは御先祖様だぞ〜、頭が高いっ!」とイバってもいいレンズだ。

う〜ん、前置きが長くなりすぎたなあ…このレンズね、あんまり好きじゃないズームレンズってやつなんだけど、またつい買っちゃったんだなあ、もうしょーもないったらありゃしない。だけどね、テに入れる前にはこんな情報は全く知らなかったんだけど、なんだかヨサゲな感じがしてさ、つまりカンみたいなものなんだけど名レンズのような気がしていざオークション参加なのよね。
ブツが届いて検品すればボディーも光学系も新品同様な上物、これが¥1000…てね、もうウソだろ〜っ!なのである。しかも調べてみれば12群15枚の贅沢な光学設計とマルチコートが施された高級品仕様、なんかバチが当たるんじゃないかとさえ思える。
同時代(1970〜1980年代)の近似焦点距離を持つ他社製ズームレンズは押しなべて最短撮影距離が1.2〜1.5mくらいなんだけど、このレンズは0.8mと群を抜く近接性能を持ち、しかも直進ズームタイプなので操作性は非常に良好。ズッシリとした金属とガラスの塊感が所有満足度をぐ〜んと押し上げてくれる。


KONICA  Zoom-HEXANON AR 4/70-150  @SONY α7

絞り開放ではHEXANONらしくふわっとしたシルキーなハロを纏ってソフトタッチなんだけど、1段絞ったf5.6ではかなりスッキリしてf8.0まで絞れば本来のコントラストと解像力でチカラ強い描写に変わる。いいじゃないか、このレンズ。ボケ味もけっこー素直だし欠点と云えばちょっと暗いことくらいかな。まあ拡大EVFのオカゲでピン合わせは問題ないし、焦点深度をどうコントロールするかと云うことと、開放のソフト描写を如何に上手に利用するかってことだよね〜このレンズのキモは。
(中段フォト:マロウの花弁を竹ザルで乾燥させる様子はOM-ZUIKO MC 50mmf1.8で撮影)