ボージョレ・ヌーボー2016とサラダの関係

例年大サワギとなるボージョレ・ヌーボー解禁もちょっと落ち着いてきて、少しはオトナのイベントになりつつあるようだ。それでも空輸便の到着を空港まで行って待ち構えてはカンパイする国はニッポンだけだと思うけど、まあそれにはワケもあるってもんでさ。

それまで規制されていなかった新酒の出荷日をフランスの国内法で定めた時期と戦後ニッポンが大きく規制緩和に舵を切り始めたバブル期が一致したのと、たまたま日付変更線に最も近いワイン消費国だったことで“世界で一番早くボージョレ・ヌーボーの楽しめる国”と云う驕りと油断がこんなサワギを助長させた気がする。
まあそれはともかくとして、初期のころのように「ボージョレ・ヌーボーなら何でもいいや」という風潮から、近年は同じボージョレでもヴィラージュものといったプレミアム商品の普及拡大もあって静かな夜明けになってきているのだな。
そしてそんなヴィラージュを流通大手Aがオリジナルブランドで販売する…と云うワイン消費文化、いや〜ニッポンもすっかり成長しましたねえ。毎年購入するボージョレ・ヴィラージュの銘柄の他に、そんなボトルを一本購入してみたのよ。
ラベルのデザインはそう悪くはないけれど、上部中央に印刷される赤紫色した例のロゴがあるだけでプレミアム感はなんだか半分以下になっちまってる気がするのはボクだけかなあ。お味はソレナリに結構なものでしたけど。


Carl Zeiss Jena  Pancolar 1.8/50  @ SONY α7

若いころはワインの肴として最低限パンとサラダがあればいい…と思っていたが近年はそれにチーズが加わった。なんならサラダはなくともパンとチーズだけで…なんて田舎暮らしのフランス人みたいになってきてるじゃないか。ちょっとサラダが可哀そうだよね、栄養バランスだって気を遣わなくてはならない齢なんだし。
ただ地味というかどんなに新鮮でもニッポンでは当たり前すぎるサラダに比べてチーズは目覚ましい種類が輸入されていてさ、ついソッチにメが行っちゃうんだ。今回もウォッシュ系のチーズとヒラヒラカットなフランス産が主役の座を奪いそうなフンイキでねえ…おっと、だめですよダメダメっ!サラダだってがんばって用意したんですから。




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そーゆー世の中になっちまったのかい



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