武士の『あじ寿司』

またもやの記録更新である。そう出勤時の外気温ね、とうとう0℃…今月もあと数日でお終いだし、いよいよ師走なんだなあ。

そんな先日、母上が沼津の妹殿と伊豆修善寺にある「虹の里」へ遊びに出かけられた。行楽シーズンである先月は休日の度に雨だったせいか、今月の週末は紅葉の見ごろと重なり何処も人混み大賑わいだったようである。
温暖で好天だった当日の昼食はその施設内のレストランで蕎麦ときのこご飯のセットみたいなものを食されたとかで、楽しい時間を満喫されてきたようだ。いいなあ、ボクもたまにゃそーゆー休日を過ごしてみたいよぉ…とテメーの甲斐性のなさをタナに上げてボヤくバカ息子である。

土産は修善寺駅の構内にある「舞寿し」というお店の駅弁だ。あら〜嬉しいじゃありませんか、これは知ってますよ!以前に何度かテレビ番組で紹介されたこともあってね、いちど食してみたいものだと思っていたんだからさ。
やや小ぶりに見えるので母上は気を利かせて違う種類のお弁当を二つ購入してきてくれたのだけれども、ジツはこのテのお弁当って意外にギュッと詰まっているからボリュームがあるんだよね。まあいいか、どうせ日本酒の肴みたいにして食べちゃうんだからオッケーでしょ。
それにしてもこのお店の食に対する拘りはスゴいものがある。特にこの『あじ寿司』は全て地元で調達された食材ばかりが用いられていて伊豆の近海獲れ鯵・松崎の桜葉・修善寺のワサビ…と伊豆の国エリート集団みたいな体をなしているではないか。さあさあ汚れたカラダと精神を風呂で清め、先ずは冷たいビールをぐびっと飲ってからいただくことにしましょうかね。


Tokyo Kogaku  RE. Auto-Topcor 1.8/58  @ SONY α7

いや〜めっちゃ美味いですね!サイコーです。生おろしワサビ(多分業務用のものではなくキチンとすりおろした生ワサビ)と針生姜でいただく鯵がこんなに美味しいとは思わなかったよ。酢飯に潜ませてある塩漬け桜葉や白ゴマの風味も抜群、大船軒の特選小鯵寿司も美味いけれど、コレも横綱級の旨さがあるね。

弁当箱のウラに貼付されている原材料名を見ると“ごはん、酢、食塩、砂糖、鯵、桜葉、しょうが、わさび、レモン、ごま”と、これしか記載されていない。う〜む、本当にピュアなお料理なのですな。
容器も安っぽいプラ製ではなく千代紙や友禅の柄をあしらった耐水ペーパー製で高級感もきちんと備えているしね。
そしてこれで¥1100ってのは安いと思う。抜群のシメ具合の小鯵は丁寧に切り分けられ一尾分がまるまる乗せられているし、もしこうした内容のお料理を料亭なんぞでいただくとするならばとてもそんな出費では済まないはずだ。それくらいクイリティーの高いお弁当なのである。
いろいろなテレビ番組や情報サイトで絶賛されているのも頷けるハナシなのであって、こうしたものを労せずにお家でのうのうと食せたことに感謝しなければならないだろうなあ。
そしてこのお弁当をぜひ食べさせてあげたいと思える方もいるのであって、次回伊豆方面へ旅をするときはこんな昼食もきっと喜んでもらえるのではないか…とカッテに妄想を膨らませているエロおやぢでもある。


舞寿し(株式会社たけし)
http://www.maizushi.jp/
静岡県伊豆市柏久保625-6
TEL=0558-72-2416
ACT=9:00-16:00 水曜定休






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