切歯扼腕しない昼めし

ぶっかけうどん

何事も自然体が一番である。暑いなら暑いでそれを受け止めサラリとかわすヨユーが欲しいではないか。まあ異常なくらいアセっかきのエロおやぢはいくらそういった精神面での修練を積んだとしても、ダラダラと際限なく湧き出で流れ落下し続けるアセを物理的に抑制しなければシゴトにならないのよね。
先ず目にシミて痛い。見た目にもみっともない。そしてメガネ(遠近)にベタベタくっついて視界を妨げる。レンズが汚れ不潔感が漂う。だからよく外しては目の周囲や額のアセを拭い、メガネもフキフキする。あまりにヒドい発汗の場合はもうメンドくさくなってメガネをしないでシゴトを続ける。
当然スケールが読みにくかったり細かな造作が確認出来なかったりもするけれど、ボクの場合は乱視も入っているのでメガネ無しのほうが水平感覚はいいことだけがメリットか。しかしこの“メガネを外す”という行為はとんでもない悲劇を引き起こすのよ。
シゴトでメガネをなんと4つも潰しました。えらい経済テキ損失ですな。クルマのボンネットに置いたメガネがズリ落ちた上、気づかずに発車されそのタイヤに踏まれてペシャンコ…修理不能となってサヨナラってのが始まり。
その後似たようなカンジでなんだか悔しいツブレ方をしたものが2つ。トドメの4つ目はもうかけてゆくメガネがなかったのでヨソユキ用にしていた高級欧州ブランドのやつね、こいつは十数万円したんだけど、大丈夫だろうと思って置いた場所に思いっきり体重かけて手をついたバカがいて(ちゃんと見ろよ!)ニコン製の最高級レンズは粉々、フレームは激しく歪んで「あ〜あ…」な結果。


YASHICA  AUTO YASHINON 2/50  @ SONY α7

そんなワケで切歯扼腕して新しいメガネを求め、結局古くからお付き合いのある知人のお店で作ってもらった。当然シゴト用とプライベート用は別々にする。前者は頑固一徹に丈夫そうなもの、後者はセンスがキラリと光る(とテメーでは思っている)軽量チタンフレームのものにした。痛い目に遭ってますからね、よりいっそう大切に扱うつもりですけど。そうそう、アセ止めスプレーも必需品ですな。
さてそんなアセアセの日々、昼めしをナニにするかと考えあぐねた挙句『ぶっかけうどん』にすることにした。凝ったことはせずシンプルな薬味だけで勝負さ。刻みネギとおろし生姜は大定番だけど菜園の隅っこに自生している青ジソもたっぷり添えて夏バージョンね。ダシ汁は関西風のアゴだしつゆ。いいねえ、美味いじゃないか。
あぁアレも入れればよかったとかコレも添えたかった…なんて歯ぎしりし掌にアセして腕をワナワナ震わせるくらい口惜しがることなどなく、ごく自然体でこうした食事が出来る人生はとっても素敵だと思う。インスタ映え?それっていったい何のことですか?




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八重咲の梔子 そして…


硬い花蕾がちょっとユルんできてます
もう少しですね
メロンミックスソフトみたいだけど



Nikon  Ai-S Micro-NIKKOR 3.5/55  @ SONY α7