リピートの理由

新レシピ!『ポークバックリブのロースト』

またしても『ポークバックリブのロースト』である。ついちょっと前に喰ったばかりのような気もしますけどね、母上がいたくお気に入りの様子でして、流通大手某Aでナマを購入してきてしまった以上、こいつを作らないわけにはゆかないのですな。

このレシピには基本の二本柱があって、ソレさえ守ればとりあへずな〜んにもテを加えなくとも相当に美味しいリブローストにありつける。しかも調合ソースに漬け込んで焼くだけって云うズボラ系で構わないんだからサイコーだよね。
前々回はそこにタイ料理などでよく使う「スイートチリソース」を加えてみたのよ。いや〜それがまた大当たりでしてね、なんともエスニックな風味とニクの持つ柔らかさや旨味がギュ〜ンと活かされて満足なのでした。
ところが前回は同じレシピで作るつもりだったんですけどねぇ、何と肝心な「スイートチリソース」を使い切ったままで…というお粗末を演じてしまったのですよ、ジツにお恥ずかしい次第であります。
そこで発想の転換ってやつですよ、ナンプラーニョクマムあるいはしょっつるなどの魚醤系は在庫皆無なのでここはイッキに開拓民族のスタイルにワープしてもいいんじゃないか、東欧などで活用されているレシピを応用してもいいんじゃないの?ってことで「アプリコットジャム」の登場なのですな。


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基本ソースの二割程度のアプリコットジャムを加えたのは以前に某中華料理の達人が“隠し味に使っている”とついクチが滑って暴露してしまったのを聞き逃さなかったからなのよ、うっひっひ〜イイこと聞いちゃったもんだ。

確かにちょっと甘くはなるけれどそこは他の調味料とのバランスでどうにでもなる。それより美味しい料理はたいてい甘いもんだからソレでも全く問題なしなのよ。あとはブラックペッパーをミルでたっぷりガリガリして48時間以上漬け込むだけなのね、あぁ何てラクチンなレシピなんでしょ。
以前は24時間を漬け込みタイムにしていたんだけど、試しに延長してみたらその方が確かに美味いのだ。よく味がシミるってよりも、ニクの蛋白質分解が進んで旨味のあるソフトさになる上、骨つき肉の一番悩ましい“ホネからのニク離れの良さ”という問題がかなり解決されているのよね、これは非常に嬉しい進化なのだ。先日84歳の誕生日を迎えた母上がこんなに短期でのリピートを希望した理由が解る気がする。
オカゲで当家の冷蔵庫には再びこの『ポークバックリブのロースト』のための漬け込み肉が仕込まれているのだ。やれやれなのだけれど、まあ盛夏のスタミナ補給源としてもオッケーだし、何よりキンキンに冷やしたビールの相棒には最高ランクの強さを発揮する料理ですからね、不満など発生する要素は全くありません。それより早くこの体調不良を治さないと…今日は病院へ行ってこようかなあ、点滴が効くらしいのよ。




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キレイになったのはいいんだけど超アセダラ



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