■ 噂のにゃごやモーニング その69 「 喫茶 ルパン 」
かたくなに守られるその流儀
小牧・春日井方面でシゴトのときはいつも「ボンフール」さんでモーニングなのだけれども、困ったのはその定休日なのよね。朝は六時くらいから開店していて現場に近く、しかもその通勤ルート上にある…となると、そうあるものではないのだな。
そこでいろんな方法を駆使してリサーチをしてみたら、これがあったのですねえ。しかもノスタルジイに満ちた昭和の喫茶店とくれば申し分ないのであります。
その入り口ドアの前に立って驚いた…というか感動したとでも言いましょうか、何とこのご時世に「たばこもご自由にお楽しみ頂けます」というステッカーがドアに貼ってあるのね。
う～む、これでいいのだ！嫌煙者がきっちり認識できるから入店してしまって不快な思いをすることもないだろうし、愛煙家は非喫煙者ないないかどうかを気にすることもなく安心してタバコを楽しめるじゃないか。あぁこーゆーお店があってもいいのですよ、法律や条例で一律に禁煙を強制するなんてフザケてるぜ。
ムカシからこのお店に来られるお客さんはコーヒーと共に一服するタバコが楽しみであったに違いない。そうした伝統を保護している姿は素晴らしいと思いますよ。いやいやタバコが嫌いな方を排除するつもりはありませんし、出来るだけお互いが心地よく過ごせるようにご迷惑はかけない努力はしております。
でもねえ、たまにはテメーを解放したいじゃないのよ。だからこうした昭和のノスタルジイな空間で、かたくなに守られるその流儀に甘えて過ごす時間がとっても愛おしいのであります。
「 喫茶 ルパン 」さんではコーヒー￥400のモーニングサービスとして、こんなセットがありました。サンドイッチにたっぷりサラダ、そしてヨーグルトという朝食としては申し分のないコンビネーションです。
店内の壁にはそのモーニングサービスの注文方法が掲げられていて、手書きの文字やイラストがなんとも温かみのあるものなのでありました。コーヒーはもちろんサンドイッチやサラダも美味しくて、とっても満足です。
カウンターに一人、ホールに一人、それぞれおねーさまが担当されていますけれど、ちょっと似た感じなのでもしかしたら姉妹なのかな。出過ぎず引っ込み過ぎず適度な距離感を保って接客しているのはサスガですね、きっと何年もそのコンビで営業されているのでしょう。
ボクは前日に少しアルコールを摂取し過ぎておりまして、やたらにノドが乾いて仕方がなかったのでお水のお替わりをお願いしたのですが、ホールのおねーさまが気を遣って何度も注ぎに来てくれたのは本当に有難く思いました。
そんなワケでまたまたお気に入りのお店が増えてしまいましたよ。
◆ 喫茶 ルパン
愛知県小牧市北外山 54
TEL=0568-72-9101
ACT=6:00-20:00（日祝～18:00） 第二&第四日曜定休
