でらうみゃ～でかなわんわ（84）

■ 尾張ナゴヤの中華めし　第八回　「豚旨(とんこく)　うま屋ラーメン」

SKE48とタッグを組むラーメンチェーン

たまの休日なので昼間っから酒飲んでテレビなんぞを観ながらゴロゴロしていたら…ってのは真っ赤なウソでして、現在のワタクシにはそーゆーヨユーはありません！なのでして、まあいろいろとヤボ用を済ませたりシゴトの準備のマネゴトみたいなこともしていたりして、これでもけっこー忙しいのよ。
信じられない？　ん～、まあそう思われてもシカタないかなあ、こんな駄文日記をヘラヘラ書いたりしてるしねえ、ソトっツラはヒマそーに見えるかもね…でもホントなんです。まあワカるヒトには解る状況でやんす。
さてそんな風に忙しくても、撮影してきたフォトをパソコンで編集しなければならないことは義務なのであります。まあ無音状態の室内でそいつを行うのもナニなのでありまして、自宅だと好きな音楽CDを流していたりFMラジオorネットラジオなんてケースが多いのですけれど、ここナゴヤ出張先の宿舎ですとネットラジオを除きそういった環境がないのでありまして、部屋に備え付けのしょんないテレビを点けっぱなしにしているケースも多いのですよ。

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ってかねぇ、前置き長過ぎです。要は「テレビ視てたらSKE48の松井珠理奈がメインで『うま屋ラーメン』のCMやっていて、なんだか美味そうな気がして結局は行ってしまった」ってことでしょ？だったら最初っからそう書かんかいっ！　で、ですよね～、すみませんその通りです。
でもね、やっぱりナゴヤの会社ですねえ、サカエ48使っちゃうなんてズルでしょ…なんですけど、血糊…違う！地の利を生かした拡販戦略は信長秀吉家康の時代から行われているのだから、やっぱりソレは尾張ナゴヤの伝統なのですね。ってねえ、今日はどうしちゃったの？脱線しっぱなしじゃないですか。

はいはい、そーですよね脱線です、はいはい元に戻します。
で、宿舎から一番近い「うま屋」さんに行ったわけです。雨がヒドくてねえ…おっとまた脱線しそーですよ、軌道修正を試みましょうか。

休日とは言え、昼どきともなればこのテのお店は満席になってしまうのですね。それがムカシからナゴヤエリアでやってるこの「うま屋」さんの実力なのか、それともサカエ48松井さんにオンブ＆ダッコされた賜物なのかはヨソモンとしては知る由もないけれど、とにかく来店客は独身男性から家族連れ、多世代カップルに不倫カップル（おっとココはあの不倫バカ女・ガソリーヌ山尾の愛知七区じゃなかったなあ）とか中高生ハラペコ部活帰りなどがワンサカ押し寄せてウエイティング状態を形成しているのだな。
エロおやぢはいつも通り単独行動なんで空席にスッと通してもらえるわけね。ごめんなさいウエイティング中の皆さん。

テーブルに着けば早速注文です。CMではラーメンとチャーハンをやっていたので概ねソレって決めてはいたけれど、いちおーどんな献立があるのかをチェックするわけです。
ところが意外や意外で基本テキにはラーメンとチャーハンとギョーザと鶏唐揚だけ！っていう「ここは街なか弱小中華屋かい」みたいなラインナップでしかない。これは本当に想定外でしたねえ、グループ年商40億・従業員300人以上・直営＆FC店舗数が35…というローカルスモールチェーンとしては限界の規模に達している会社の店舗メニューとしてはセオリー無視なのですね。
たいしたものです、これだけのメニューでこれだけの売り上げ…よほどそのお味と対価のバランスに優れたものがあるのでしょう。まあ、そのお手並み拝見（チェーン店がキライなエロおやぢとしてはこーゆー物言いなりますけれど、半分期待を込めてって意味合いが強いですから）ってカンジで王道のラーメン＆チャーハンを注文するわけです。

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ラーメンはいわゆる豚骨醤油スープですが、思っていたたよりアッサリすっきり系でして、このテのラーメン屋によくありがちな独特の臭みとか脂っこさなど皆無です。ちょっと「スガキヤのラーメン」を思い出してみたりもします。
ノーマルのままでもイケてますが、せっかくですから無料オプションの産直「九条ねぎ」をガサッと投入し、これまたテーブル調味料としてサービスされている「にらからし」をポンと乗せるわけね、いや～美味いじゃないですか、たかがローカルチェーンんなて侮ってはいけません、そーとー美味しいラーメンと評定してもいいでしょう。

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そしてこれまた世間の評価が非常に高いチャーハンですね、いやいやマジで美味いです。この￥550というお値段にはいろいろとコメントが寄せられそうではありますけれど、よく研究され完成されたものがありますね、「万人好みだから絶対に大丈夫！安心して食べてよ」と申し添え、逆に相手が意外な歓喜の表情を見せることが楽しみになってしまうようなチャーハンです。
最初はノーマルで食し、シーズン中途からテーブルセッティングの紅生姜をワッとトッピングしてはわしわし喰らうのが正しいいただき方です。くれぐれも最初っから載せて食したりする事のなきようお願い申し上げます。ちゃんとした美味しいチャーハンだからこそこーゆー作法を推奨するのです。

それにしてもこのチェーン、恐るべし…ですな。いろいろ興味ある個人店もこの尾張ナゴヤにはたくさんありますけれど、スガキヤさんと一緒で外食のスタンダードとして定着しつつあるのではないでしょうか。冒険ギライな方もリスクの少ない外食として選択肢にメモリーしておきましょうか。