■ 噂のにゃごやモーニング その54 「 カフェ 洋食房 トゥーリーフ 」
サラダの充実感
休日の朝食スタートが７時というのはギリギリの選択ではあるけれど…もっと早くしたいって意味ね…それ以前に開店するお店はそう多くはないのよ。
それともうひとつ問題があって、それは７時というとなんかキンチョー感がないんだよねぇってことなのだな。平素のシゴト前みたいな早朝からキリッと張り詰めたココロが解放されるのは自宅での食事ならいいんだけど、やっぱり休日とは言えソトでの朝食はエリを正して対峙したいじゃないか。
それなのについつい開店時刻の7：00になってから宿舎を出発してしまった。案の定、駐車場は既に満杯で、たったひとつ空いていた一台分はトナリに停めてあるクルマがなんだかイヤな感じ（ドアパンチとか当て逃げの予感）がするのでパス。仕方がないのでちょっと待つことにした。
ところがアトからアトからヒトが来ては入口に消えてゆくのよ、いわゆる店内ウェイティングってやつですな。ドライバーは車で待っていて席が空いたら家族に呼ばれるってこと？ちょくしょ～っ！コッチはひとりなんだぜ、そーゆー芸当は出来ないじゃん！
ちょっとイライラしながら駐車場の中央でしばらく待った。そしてようやく一台の車が出庫したのでソコに入れようとしていたら、アトから来たクルマがサッと入ってしまった。おいおい！おいおい！おいおいっ！バカかオマエは、こっちが先に待ってたクルマだってことがわかんねーのかよ！
朝から見知らぬヤローと喧嘩なんぞしたくないからムカつきバクハツするココロを抑制した。まあオマエはいい死に方しないぜ…くらいに流しておくのだ。そしてそれからちょっとの後にようやくボクは店内に入ることが出来た。やれやれ…である。たかが朝めし、モーニングサービスのために何でこんな苦労しなくちゃなんないの？って感じ。ちぇっ、いつものように早く出発しておけばよかった。
入口即客席なのでウェイティングのスペースは無い。みんな入口ドアの前後に立って待っているのね。ムカシのボクだったら「待ってて喰うのは乞食だけ」なんて言って帰ってしまったのでしょうけれど、今は少しだけ忍耐力がついてきた気がする。
そしてまたちょっとの後に、これまたようやく席に着くことが出来たのだ。もう疲れちゃったよ…あぁ別のお店にしておけばよかったなぁなんて思ったりもした。
それでも注文の品を待つ間、店内のインテリアなんぞを眺めては気を紛らわすことが出来たのが幸いですね。チョウをモチーフにした美しい立体切り絵の額があったり、先に運ばれてきたコーヒーカップのソーサーが凸型糸底受けだったりして、興味深いこともいくつかありましたよ。
スタンダードなモーニングサービスにプラス￥100すると『厚切りベーコン＆エッグ』を添えてもらうことが出来るようになっていました。もちろんソレでお願いしたエロおやぢです。
おっ、いい感じですねえ。しっかりした厚みで大きなベーコンが一枚ど～ん、薫りもよくて美味しいものですし、目玉焼きとの相性は言うまでもありませんね。とっても価値のあるプラス￥100ですが、それよりもスタンダードなモーニングにもついてくるサラダが秀逸でした。
彩豊かで栄養バランスにも優れているでしょうし、なにより様々な食感とお味や香りをたのしめるところがいいですね、小さいながらも充実感のあるサラダです。
それにしてもこの混みようはいったい何なんでしょう。いいお店だけどこんなんじゃまた利用しようって気にはなかなかなれない気がするなあ。もっともランチタイムなら少しは緩和されているのでしょうか、評判のよいランチですからいただいてみたいものです。
◆ カフェ 洋食房 トゥーリーフ
愛知県あま市七宝町川部吉原８
TEL=052-444-7739
ACT=7:00-18:00 無休
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