ジツは初めてだった『手巻き寿司』

 あの“阪神淡路大震災”から14年を迎える今日、平成7年のこの日早朝に起きた不幸な天災によって多くの人々が命を落とし、残された方々も辛い日々を強いられる事になった。
たまたま知り合った友人が神戸に多くお住まいになっておられるので、風化してしまいがちなこの教訓を忘れずにいられる今日を大切にしたいと思っている。
 とにかく前向きには生きてゆかなければならない訳だが、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りさせて頂くと共に、現在も心に傷を抱えながらも必死に闘われておられる方々のご健勝を祈願する次第である。


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 新聞に某回転寿司チェーンのチラシが折り込まれていた。季節モノの新ネタの紹介とともに掲載されていたのは「手巻き寿司セット」で二十数種類の中からスキなネタを9種類チョイスして寿司飯と海苔がついて¥1280というものだ。

 コレで2〜3人前と云うから安いものだが、なにせ当家には中一剣道部員がいて放っておけば多分一人で喰いつくしてしまい「まだ足りない」などとのたまうのはメに見えている。家族からは「食べたい食べたいっ!」とリクエストがあったので実現させてやりたかったが、ナニかもー少し安く上がる方法はないものだろうか…と考えれば、スーパーの鮮魚コーナーに行けば“手巻き寿司ネタセット”などもあり、ゴハンと海苔は在庫自前でオッケーと云うコトに気づいたボクなのである。
 ところがスーパーに行ってみればその肝心なセットにはロクなモノがなくテを出しかねていたが、ふと考えれば「なにもソレ用じゃなくてもいーじゃん♪」なのであり、脇にあったフツーの刺身盛り合わせを¥980で購入したワケなのだ。
マグロは巻きやすいように棒状にカットし、アトはテキトーにタクアン・胡瓜など…けっこーリッパな準備が安上がりに出来て満足なのね。
 しかし寿司と云えば“握り”か“ちらし寿司”しかやったコトのないボク、ジツは手巻きは初めての体験だったのだ。意外に美味しくて楽しいし、ナニより安上がりに済んだ海鮮系食事はもしかして再び…ってコトかなぁ。





シャトー・ラ・ペリエール・ブラン 2006
ACボルドー 白・MD
セミヨン100%
アキテーヌ・コンクール銅賞


若い葉を思わせる清々しい香りにコンポートしたバナナやアンズも感じる果実味。
酸味が柔らかにアタックしてきて、あとくちもスッキリ。トロピカルフルーツのような甘みがうっすら残ってくるが、キレのよい余韻にシーフードとの相性の良さを実感できる。

(104)大阪梅田・ピッコロ『ビーフカリー』


 食い倒れの街大阪で三十余年カレー専門店として営業している実力派であり、昨日今日に町興しのための思いつきで始めたモノとは一線を画する味なのだ。
店舗は七つほどあるようだが、テイクアウトいわゆるレトルトパック販売と店内飲食を併用しているスタイルは加工食品メーカーらしい展開で、なかなかに興味深いものがある。
 しっかりと煮込まれたルウはスパイシーであるが深い味わいで、最上等の欧風カレーとしてヘタなホテル物を凌ぐ素晴らしさがある。大ぶりにカットされたビーフはモモ肉のためか若干カサつきを感じさせるものの、美味しいルウにほぐすようにして食すと満足な食感がよみがえってくる。
棟方志巧の作品を思わせるような骨太の版画風イラストが印象テキなパッケージがボクはとても気に入ったし、独自のステイタスを大切にしているんだなぁ…というのがよく解る気がする。


ピッコロ(ミツヤ食品工業株式会社)
http://www.piccolo.ne.jp/







夕方の富士山

2009.01.17. 16:46 @Mannohara,Fujinomiya-City









う〜様
こんにちわ〜っ!
写真撮るトキに並べるのを忘れちゃったのが“納豆”ですね〜っ、コレがジツに美味い♪ そうか〜ソーセージやハンバーグってテもあったんだあ(^з^)-☆
ホントに月日が流れてゆくのは早いものですね…コドモだった人が出産か、きっと子供ながらに憶えているものが語り継がれてゆくのでしょう。今の神戸には当時の面影が残っていないので、エポックとしてのこの日が大切なものになるのですね…



かぶちゃん
こんにちわ〜っ!
センター試験はお天気には恵まれたみたいでよかったよね、忙しいでしょ?
ねえ神戸の友人がいなかったら今頃は「他人事」になってしまっていたかも知れません。そういう目で現在の神戸の街の様子を見られる…ってコトは大切なんじゃないかな。
特別な支度をしなくても“手巻き寿司”って楽しめるんだね〜、ソレを知っただけでも今回の夕食は意義があった感じかな(^_^)v 美味しかったよ〜ん♪
カレーのゴハンCO-OPの「十五穀米」ね〜、カレーにはよく合うので時々炊いてますっ!



ハピ吉さん
こんにちわ〜っ!
あのニュース映像は時間が経つにつれてだんだん怖いものになっていったよね。ボクは朝の揺れで気がついてスグにテレビのスイッチを点けたんだけど、数時間は情報も少なくてあんなに大きな地震だとは最初思わなかったな。
酢飯ねぇ…お嬢ちゃまが喰い尽くしましたー(;´Д`)ノ



がんたさん
こんにちわ〜っ!
やはり被災された方々は特別な想いがありますよね、心中お察し申し上げます…。復興したとはいえ所々に置かれているコンテナがその足跡みたいにも感じますよ。
そうですねー、言われてみれば“手巻き寿司”って夏っぽいカンジかにゃ〜(笑)
頻繁にやるなら卓袱料理に使うような円形のネタ皿(小分けしてあるヤツ)なんかあるとカッコいいんですけどね〜(*^_^*)



まこたくさん
こんばんわ〜っ!
良く寝られる…ってーのはシアワセな証拠でやんして(笑)マクラを高くしてね〜
でも静岡県は「来る来る」って言われながら何年経ちました? やっぱり“ノド元過ぎれば…”テキな教訓もありますから、備えは常に心がけるべきでしょうな(自戒も込めております、はい)ノ(´д`*)
今日は(も)昼メシはレトルトカレーにしてしまったので、なかなか初インドを達成できません(笑)せっかく近くに「王様のカレー」があるのにねぇ…
なんとな〜く手巻き寿司にハマりそーな予感がするのは経済テキな理由が大きいようですよ(≧∇≦)b



ムー吉どん
おはようございます〜っ!
ボクもその番組を見ましたよ…やはりムーさんと同じ気持ちになりました。印象的だったのは男性が「みんな復興したと言っているけど、元通りになった物は何一つない」という意味の発言をしていた事です。
失われてしまったものにあえて目を向けようとせず、街の美観や新しいモノによって隠蔽してしまおうとする為政者の「未必の悪意」のような存在を捨てきれません。
まだ終わっていないどころか、震災の真っ最中で闘い続けていらっしゃる方がいる…日記の冒頭の一文にそうした思いを織り込んでみました。



チャッピ〜さん
おはようございます〜っ!
以前に寿司屋のカウンターで大将に手巻き寿司を注文しているアホ女を見ました(笑)「オマエ、寿司屋で手巻きを頼むなんて職人をバカにしてんのか〜っ!」と思いましたよ。
でも家庭じゃ手巻がいいんですねぇ、今回改めてそう思いました。ボクは決してメンドーとは思わなかったけど、準備の方がよっぽどタイヘンだぜ〜(笑)ですが、やっぱりヒトによっては出来上がってる握りやチラシをパクパクの方が楽チンでいいと思うのかなぁ。
去年神戸の街を見ておいてよかったね、まだアチコチに爪跡は残ってるけど、震災時の写真の重みがしっかりワカル気がするし…
父と母が神戸に旅行へ行ったのは震災発生のちょうど一年前、平成6年1月17日でした。