市民のレクリエーションのための農漁業施設を作ろう…というスバラシイ目的で設立された神戸市立農業公園。現在委託されているのは
「神戸みのりの公社」
というちょっとアヤシゲな名前で、なんとなく三川口の場末を思い出してしまうようなフンイキもあるが“神戸ワイン城”というリッパな施設もあって神戸産ブドウ100％というワインの売上も順調に推移し、なかなか商売上手な「神戸ワイン」なのね。
神戸に行ったトキにデパ地下で購入したこのレトルトカレーであるが、どうもソノお城の土産用として企画された商品のように感じる。ワイナリーに行けばワインそのものばかりでなくゼリーやクッキーといった菓子類もスーベニーコーナーに所狭しと並べられているが、そこはハイカラ港街神戸で「カレーがあってもいいじゃないか」という発想なのだろう。
この商品の場合は肉やカレーそのものに期待を寄せるのではなく、ワイン城に行った楽しい思い出などを語りながらカレーのお味とはカンケーない話に花を咲かせては過ごす…という用い方がふさわしいような気がするのね。製造元はイワシ缶詰などの製造が主な業務のようだし…
◆神戸ワイン（財団法人神戸みのりの公社）
http://www.kobewine.co.jp/
◆鳥取缶詰株式会社（本製品の製造元）
〒684-0002 鳥取県境港市弥生町206番地
TEL=0859-42-2176 FAX=0859-42-2886
