まるで美白化粧品のような名称を与えられているトウモロコシなのである。外皮をむくと白く輝く粒がギッシリと並びまるでパールのようだ。
フツーのトウモロコシだと完全に未熟だと判断されるような白さである。改良を何度も重ねて出来あがった品種で、その糖度は何と17〜18度もあるというオソロシいヤツなのだ。
粒の皮は薄く果汁も豊富で非常に甘い…そう、生でも食べるコトができるトウモロコシなのね。試しにちょっとカジってみると香りもよくクリーミィな甘さがワッと口に拡がりまるで果物のような感覚である。
“幻の白いとうもろこし”と呼ばれる由縁は、その栽培の厄介さから生産する農家が少ない…というコトのようだ。通常の黄色いトウモロコシと同じ場所では交雑が起こってしまうので広大な土地も必要となり、テマヒマがかかるお嬢様テキ存在なのである。ベツに北海道だけじゃなくたっていいものを…と思うのはトーシローで、前述した農地面積の問題に加え寒暖の差が激しく日照時間も長くないとダメといった条件をクリアできるのは北海道が有利なのである。
また多くの農家ではその甘みをより引き出すために種を遅撒きするという工夫もしていて、フツーのトウモロコシに比べて若干アト出しとなるピュアホワイト。店頭にはなかなか並ばないので宅配で予約しておいた方が良いだろう。
茹でてみると淡い黄色になった。指で押してみるとスグに潰れるのでその皮の柔らかさがよく判る。
シャリシャリとした食感はリンゴを齧る感覚に近い。そしてとにかく甘い。ジュースのように飛び出してくる果汁は手につくとベトベトするくらいで、その糖度の高さを証明している。
生産者のホームページでは外皮を一枚残したまま塩を振りかけて電子レンジで加熱する…という方法も紹介されていた。ウ〜ムなるほど!このピュアホワイトでしか出来ない調理かもしれないなぁ、と思うと同時に「コレなら生をピューレにしてスープにしても美味しいに違いない」などといったコトを思いついてしまった。
しかし今年はもうムリなのね。来年の収穫時期を待つしかない。このブログを読んでピュアホワイトを今スグ提供して下さる方がいらっしゃれば頑張っちゃうんですけど。
北海道の秋の旬!谷口農場の朝もぎとうもろこし
“ゆめのコーン”&“ピュアホワイト” ←参加中
で、秋と云えば秋刀魚なのである。
ジツはこの一週間でボクは三回も秋刀魚の塩焼きを食べているのだ。近所のスーパーで売られていた生サンマは釧路の水揚げと表示されていたが、隣町の厚岸でもずいぶんリッパな秋刀魚が獲れるらしく“大黒さんま”などという脂のりサイコーなヤツがあるらしい。
いやいや一度は食してみたいものだが…
北海道の秋の旬!厚岸産さんまの頂点“大黒さんま”
【厚岸漁協直売店エーウロコ】 ←参加中
今朝の富士山
日の出の陽光で金色に輝くカスミです
大きなリングがいくつも出来ていました