燻味塩の『焼鳥』

何年か前に静岡市内の輸入食料品店で見つけて使ってみた“燻味塩”、読んで字の如しで燻製風味を付けた塩である。塩を燻製にしてどーすんだよ…と思うかも知れないが、これを調味料として使った時の凄さと云ったらもうっ!てなカンジで効果はかなりキョーレツなのだな。
以来ずっと気に入っていたのだけれど哀愁のイナカ町では売っていなくて、先日トナリ町のちょいハイソ系スーパーでようやく発見、喜び勇んで購入した次第である。

開封するとやや茶色く色づいた塩が現れる。その香りはキャンプファイヤーの翌朝ってところで、まあハッキリ申し上げると「ただ燻り臭いだけ」である。振り塩するためにテにとれば、なんだかやたらにそんな匂いがキツくついて閉口してしまうけれど、そうすることによって旨いものが食べられると思えばちっとも苦になんかならないもんね、ボクの場合は。
今年の当家のトレンドは“焼鳥・塩”だから当然この燻味塩も活用させていただくのさ。串打ちがメンドな向きは肉屋さんやスーパーの店頭にパック詰めされて並んでいる“生ねぎま串”を購入してくればよろしい、それでも炭火焼鳥の専門店に近いお味が再現出来る。あ…ボクですか?新鮮な鶏もも肉と根深ネギをバッサバッサと切ってテメーで串打ちしますよ。だってそのほうが安上がりで断然美味しいからね。
バットに並べ上の高い位置からこの燻味塩とコショウをパラパラ…焼くと脂や肉汁と一緒に流れ落ちるのでけっこー多めに振っても大丈夫ですよ。焼鳥屋さんに行って串に振り塩してるのを見た時に(あんなに振っちゃってショッパくないの?)と不安になる様子と一緒ね、まあ何度かトライすればその塩梅はお判りになるでしょ。


Nippon Kogaku  NIKKOR-H Auto 2/50  @ SONY α7

いや〜、美味いったらありゃしない!コレって完全に炭火焼の味と風味だよね。目隠しされて喰ったらガスレンジの魚焼きドロワで焼いたなんて判んないんじゃないかな…ってくらいクリソツなお味。
そんな風に家庭でお手軽に炭焼き風味を味わえるってところが素晴らしい。ただしホンモノの備長炭などで焼き上げた『焼鳥』はステージの違う美味しさがあるからコレが絶対!ってワケではありませんからね。上手に使って楽しい焼鳥ライフをどーぞ…です。
燻製や炭火焼を再現できる塩ですからね、もっと他にも活用できる道はあるはず。煮込み料理なんかにもよさげだし、チャーハンなんかも…てな具合でワクワクしちゃうよね。
なんだかスパイスの大手メーカーさんも最近似たような商品を発売しているようなので、哀愁のイナカ町でも簡単にテに入れられるようになるかも…嬉しいなあ。




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元ルーさん
おはようございます!
自分が以前に乗っていたクルマってフツーは懐かしく思うんですけどね、ことメガーヌに関してはちょっと寂しいというか悲しみににも似た感情があります。
何年か前までは調理用の塩を4種類ほど使い分けてましたけどね、この頃はメンドくさくて…。あ〜それでも燻味塩を含めると今は三種類か(´▽`*)アハハ