待ってました『新秋刀魚の塩焼』

北海道沖の太平洋上ではとっくに漁獲は始まっていてお刺身や握り寿司という少量では何度かクチにしていた新秋刀魚。無節操な近隣国が巨大漁船団を繰り出しては、ニッポンの権益海域で違法操業を繰り返している、しかも武器を積載した海警局の大型船舶を同伴して…と聞き及んでいたので(今年は不漁でダメなのかな)と思っていたのだけれど、どうやら本州東北沖に無事南下してきたようで、そのお値段もようやく庶民のおサイフで許せるところまで落ち着き始めた。
一尾が¥200を切ったら購入しよう…と思っていたが、いきなり¥147という本日の特売品に当たって即カゴ入れモードとなるエロおやぢである。
それにしても習近平よ、我が国の名文学作品“平家物語”をよく勉強して「奢る平家は久しからず」と云う一説が意味するものを悟れ。さもなくば君はヒトラーと同様に世紀の極悪人として歴史にその名を連ねることになるだろう。


Olympus  G.Zuiko Auto-S 1.4/40  @ SONY NEX-7

さてさてバカのくせに吠えるのはいい加減にして旨い秋刀魚を食べようではないか。今年は“燻味塩”という強力な味方を側近にしたので、ガス火のレンジでも焼き魚が風味よく焼けるようになった、

ガスレンジのバーナーは上下共に最強にしてイッキに焼き上げるのがコツであって、こうしないと心地よい焼目と所謂“皮はパリッ、中身はふんわりジューシー”、しかも芳醇な炭火のような香りが生まれないのよね。前回の本格焼鳥ミッションでも有効だったこの燻味塩+バーナー強火というタクティクスはしばらく当家の常套手段となるだろう。
当然のことながら秋刀魚一尾ではハラは満たされないので焼鳥も串打ちしてスタンバイなのである。えっ?一緒に焼けばいいじゃん…ええ、確かにその通りなんですけどね、家庭用のガスレンジではちょっと内容積が足りないのよ。だから先ずは『新秋刀魚の塩焼』を調理してテーブルに出し一杯飲りながらそいつをつつき、続いて焼鳥が焼きあがるのを待つ…ということになるのだな。なんだか飲み屋みたいだけど、こうして多少じれったい思いをしながらいただく晩夏の夕食もいいものである。
青柚子は庭にまだまだたっぷりあるからね、これからもっと肥えて大きくなった三陸沖秋刀魚はより少ない予算で楽しめるはずである。食べ飽きたら開き・蒲焼・生姜煮…いろいろレシピは尽きない秋刀魚に乾杯!




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今年の夏は高温多湿だったせいか植物がよく育った
菜園の隅っこにあるバジルや大葉もこんもり大きく盛り上がっているのね
そろそろ終わりかな、花まで咲いちゃって
栽培物は刺身のツマによく使われる淡い紫色なんだけど当家のは白なんですねえ



Olympus  G.Zuiko Auto-S 1.4/40  @ SONY NEX-7

NEX-7にほぼ装着しっ放しだったオリンパス銀塩PEN-F用のZuiko38mmF1.8。その性能に不満はなかったけれど、あちこちで上位レンズの40mmF1.4の評価を聞き知るに及び、どうにも欲しくて仕方がなくなっていった。


Olympus  G.Zuiko Auto-S 1.4/40  @ SONY NEX-7

普及レンズの38mmと違い40mmのほうは良品に出会える機会が少ない。いや、確実に良品と言えるものはやはり高価なのであって、ボクのように低予算でそいつをゲットしようとなるとかなりの忍耐努力が必要となる。


Olympus  G.Zuiko Auto-S 1.4/40  @ SONY NEX-7

あれやこれやとケチをつけて却下し続けてきたけれど、今月初めにようやくその妥協点を見出すことのできる個体に巡り合った。案の定相場よりちょい高めだったけれど、当時のオリジナルレンズフードも付いているのでヨシとしようではないか。


Olympus  G.Zuiko Auto-S 1.4/40  @ SONY NEX-7

たかがレンズフードと言ってはいけない、発売以来40年以上も経ってしまった現在では結構な珍品なのであって単品ではビックリするようなお値段で流通している。
そうそう肝心なレンズの描写なんだけど、やっぱりハッとするものがあってスゴいのよ、かなり繊細で奥が深いようだ。食い歩き用カメラNEX-7の暫定4番レンズに任命、しっかりコキ使ってその実力をじっくりレポートしたいと思う。