真冬が旬『カレイの干物』

知人の住む北陸は大雪でタイヘンなことになっているようだけど、ここ静岡はそのような気配は微塵もなく、今はただ梅の開花を待つというハッピイな土地柄なのである。
ところが今年は寒波のせいか例年に比べて遅れているのですな、しかも二週間以上ってフツーじゃないよね。そういえば早咲きで有名な河津桜もかなり遅れているらしく祭の主催者も困惑しているようだ。


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当家の梅の開花は昨年は一月の末、二月の今日くらいでほぼ満開になっていた記録がある。今年はねえ…そう、未だなんですよ。もう開く寸前にまで膨らんでいるのですけれどダメなんです。
先日も日中が穏やかだったので夕方まで待ってみたもののやはり…って感じで、小さく可愛い梅の花を愛でることが出来るのは次の休日くらいになりそうなのよね。


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そんな真冬が旬の食材に『カレイの干物』がある。
先日母上が購入してきたのは日本海産カレイの干物なのだけれど、加工は沼津のちょっと有名な商店のものである。うっかりして産地を記憶しておくのを忘れてしまったようで、いくらバカ息子とはいえキッチリその辺りを把握できないのがキモチ悪い。

まあ多分鳥取の境港か島根の浜田あたりのものではないのかな〜と想像はするけれど、ドッチにしても旬はこの時期だし何れも名産地だからヨシとしましょうか。
そのまま炙ってもいいけれど、お醤油を刷毛で表面に軽く塗ってから焼くと“色よし・香りよし・お味よし”と三拍子そろって真に美味いものとなる。
そしてバリッと焼けた皮を破りその身肉を頬張れば至福の時が訪れるのだな、いや〜美味い。
ふんわりと淡白な味わいではあるけれど、その奥に芯の強さみたいなものを感ずるし、程よい脂のりがまた上品で結構なお品ではないか。
もちろん皮や縁側も極上で食べ残す部分は骨くらいしかない。相棒はやっぱり日本酒だよね、ちょっとヌル燗くらいがいいかな。この季節ならではの食材は地元にもたくさんあるけれど、こうした“旅のもの”を食して遠くの地に想いを馳せるのも悪くはない。
そうそう、島根や鳥取って行ったことないんだよねえ。


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まちなか富士山
市内ほとんどの場所からこうして富士山が望める
富士山の写真としては面白くもなんともありませんけどね
なんか最近こゆーのっていいなあと思えるのですよ



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